実相寺昭雄監督夫人・原知佐子の貴重な存在感

　最近コチラでは山口百恵&三浦友和コンビの赤い衝撃がOAされて
いるのだが、山口百恵演じる大山友子や草笛光子演じる母の鈴代を
いびる大山政子を演じていたのが原知佐子で かなりインパクトが
あるキャラだった。

　原知佐子といえばウルトラシリーズの監督・実相寺昭雄監督夫人
としても有名で、第2期ウルトラではレオで鬼女・マザラス星人の
人間体を演じたのが最初だ。

　平成に入ってもウルトラマンティガで実相寺監督作品の‘花’に
マノン星人の侍女人間体として登場し、怪しげな雰囲気を漂わせて
いる。

　最近ではウルトラゾーンの東京ジュラ紀でアカンバロの瞳を所持
する白石深月として独特の存在感を見せていたし、ウルトラマン
ギンガSの11話にウルトラマンを作った男達以来のアパートの大家
として出演していた。

　一場面しか登場しなくても強烈なインパクトを残すキャラは男優
では岸田森や天本英世などがいるが、女優では意外に少ないので最
近では貴重な存在だろう。

　こういう演技力のある人こそヒーロー作品には必要なのだから。