松坂獲得を発表=3年12億、背番号は18―プロ野球・ソフトバンク(時事通信) - goo ニュース
NYメッツをFAになった松坂大輔が、ホークスへの入団が決まった。
06年10月に行なわれたCSのG1でホークス相手に1-0で完封勝ちし
たのを最後にMLBでプレーしていた松坂だがボストンでの1年目の07年
にワールドシリーズの優勝に貢献したものの、3年目の09年から調子を崩し
肘の手術を受けるなど国内No1投手という期待からすれば終盤は今ひとつの
まま帰国する事になった。
松坂がMLBで成功するかどうかはMLB仕様にアジャストできるかは
ピッチングスタイルを変える事ができるかと考えていた。
つまり投げ込みでフォームを固め100球を越えてからピッチが上がる
スタイルは日本では賞賛されるものの、肩を消耗品と考えるMLBでは
受け入れられないものがあった。
また国内では特にピンチを迎えれば幾ら球数を要しても得点を防ぐ
事が重要視されるのに対し、MLBは1球でも少ない球数で3点以内に
抑えれば賞賛されるという価値観にもアジャストできず投球テンポの
悪さや球数の多さが常に問題視されることになる。
これは松坂が入団した時のライオンズが打てないチームだった事も
あり、球数を要しても先に点を取らせないというピッチングが身に
沁み付いていたため そのスタイルを変えられないまま8年間を過ご
してしまったようだ。
だから帰国した松坂が肘の調子にもよるが仮にホークスで活躍すれ
ば松坂は典型的な日本スタンダードの投手だったという事になるし、
このスタイルの投手は国内でのみの活躍を目指した方がいいだろう。