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こーじ苑
箱根駅伝はマラソン強化になってないのでは?
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20220718-OHT1T51130
日本時間の7月17日からオレゴン州ユージーンで開催されている
世界陸上選手権は18日に女子マラソンが終わり、男女マラソンと
1万mで最高順位は女子マラソンの松田瑞生の9位と入賞者なしに
終わった。
特に再建を期待されている男子マラソンは西山雄介の13位が最
高という事から箱根駅伝王者・青山学院大の原晋監督など‘建て直
し急務’と語っているのだが話題になっている箱根駅伝の全国化は、
むしろ逆効果になるのではと個人的に思うし有力な選手達を川内
優輝のように多くのマラソン大会に出場させて場数を踏ませる方
が効果的ではないだろうか。
というのも正直言ってマラソンとの互換性が、駅伝からトラック
に移っている事を実感するわけだ。
確かに昭和の時代のマラソンはアップダウンが多かったり風が
強いなどの悪条件の中をいかに克服するかが見どころで、公道を
走り特に山上り&下りが含まれる箱根駅伝は格好の強化競技だっ
た事になる。
ところが21世紀に入ると賞金レースの関係から少しでもタイム
が出やすいコース設定になり平坦で風の影響を受けないコースが
増えているし、周回コースのレースが増えており1万mを4本走る
感覚になっている。
駅伝はイーブンペースで走る事が重要になるのに対しトラック
レースは強豪ランナー達が意図的にペースを上げ下げしながら走
るので、当然ながらふるい落とされるランナーが続出するのだが
駅伝でこれをやるとブレーキになるのが怖いため頻繁なペースの
上げ下げは行いづらい。
それを考えると特にマラソンの強化に箱根駅伝は区間距離を変
えるなどレギュレーションを変更しなければ強化にはならないと
思うし、箱根の優勝を無視して五輪ランナー育成を目指す大学の
存在も必要になるのだから箱根駅伝全国化を恒久的にやるのは逆
効果ではないだろうか。
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私はアンチ箱根なので昨今観ていませんが、あれに出れば、まさに一生の思い出になるし、またある程度の実力があれば、本戦で走るのも夢ではない。それを悪いという度胸はありませんが、駅伝で層を厚くしてマラソンへという方程式は、もう成り立ちません。
何の競技でも学生スポーツの人気がシニア以上の競技はダメという事ですね。
個人的には箱根を走りたい選手と、五輪など世界的に活躍したい選手を振り分ければいいと思っているクチです。
だから箱根を五輪への登竜門と喧伝するのは避けて欲しいと思いますが・・・
なにせメディアが箱根は世界への登竜門と喧伝してまして、これを否定できるのが週刊誌やタブロイドのイエロージャーナリズムのみというのがおかしいですよね。
そもそも大学の古きを愛して新しきを知らないOBが幅を利かせてますから、ホントにロクなものができないでしょう。