北部九州の梅雨明け宣言早かったのではないか?


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/tenkijp/nation/tenkijp-18509

 一昨日の夜からコチラでは断続的に激しい雨が降り続き、昨日の
午前中などBSが映らなくなるほどの積乱雲が発生し線状降水帯の出
現で福岡県南部などが大雨になっていた。

 正直言って川が氾濫し水害が発生するのは絶対に避けて欲しいが、
これで春先から少雨に悩まされて干上がりかけていたダムにも水が
溜まるだろうとは思うし少なくとも水不足解消になるのではないか
と思う。

 それにしても気象庁は6月下旬に梅雨明け宣言を出していたわけ
で本来梅雨明けした後は太平洋高気圧に覆われて晴れの日が多いと
いうのが通常のパターンだったのだが、むしろ梅雨末期に逆戻りし
たような気候だから梅雨明け宣言早過ぎたのではないかと思うのだ。

 例年梅雨というのは6月第2週に雨が降ると梅雨入り宣言し、そこ
からは意外に雨の日は少なく梅雨の晴れ間と言われる状態になり6月
の月末から7月10日ぐらいまでに梅雨末期の大雨という形で雷を伴っ
た激しい雨が降るケースが多い。

 ちなみに今年の6月は30日中雨が降ったのは9日なのに対し、7月は
19日中半分の10日も雨が降っているのだ。

 まぁ7月5日に台風接近からの雨ではあるが残る7日間は梅雨の戻り
とも言える雨が降っているし、特に台風が通過した後に大気が不安
定な状態になって線状降水帯を伴った大雨が降るというのは昨夏も
東京五輪終了直後の台風通過後に雷を伴った集中豪雨が続いたのと
同じではないだろうか。

 実は19年も7月21日から22日に線状降水帯を伴った大雨で久留米
あたりが筑後川の支流などが氾濫するなど大変だった事を覚えてい
るのだが、この時は梅雨明け宣言はなかったのだから今年は6月26
日の梅雨明け宣言はいかにも早過ぎると思ったものだ。

 確かに梅雨明け宣言の頃の天気図を見ると太平洋高気圧が広く
日本列島を覆っているので気象庁も梅雨明け宣言を出したのだろ
うが太平洋高気圧というのは衰える事もあるし、そうなると大気
が不安定状態になり線状降水帯を伴った前線が復活して来るのだ
がコレ梅雨状態の天気図になるので梅雨明け宣言は早過ぎたので
はないだろうか。

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