ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
駅伝における外人ランナーについて
一昨日行われた全国高校駅伝で広島代表の世羅が32年
ぶりの優勝を飾ったのだが、かつての駅伝王国と言われた
九州勢が5位入賞が男女とも1校づつという完敗に終わった。
どうも昨今はケニアからの留学生を入れて強化するチー
ムが活躍している傾向が強い。留学生を入れて刺激にして
他の選手のレベルアップを図るというやり方だ。
ところが九州勢には留学生を入れたチームは1つもない
のだ。駅伝王国のプライドがそうさせるのか分らないが、
ハッキリいって最早劇的に人材を揃えない限り九州勢の再
浮上はありえないと思われる。
宮崎の小林が70年代以降優勝してないように実は80年代
以降で優勝した九州勢は大牟田のみ、ところが大牟田の監
督がアンチ留学生の急先鋒だからか「留学生を入れてまで」
という思惑が見え隠れするのだ。
元旦の実業団や箱根駅伝を見ていて分るのが大牟田OBが
多い事、しかも九州全域から大牟田に進んでいるのが分る。
それだけのOBを抱えながらなぜか全国大会で大牟田がイマ
イチなのかというと風邪や怪我などの体調不良の選手がやた
らと多い事が挙げられる。
しかも九州勢のレースは耐久型が多く、現在のスピード型に
ついていけてないのだ。
そしてスピードを上げるのに普段から留学生と一緒に練習し
ているチームはかなりレベルアップの確率が高い。
ここ10年間で飛躍的にレベルアップしたのがサッカーだ。
サッカーは-17、-20、-23と年代別のW杯があり日本は
若年層のレベルアップから手を付けたのだ。-17のW杯に出場
するには15歳以下から国際試合を経験させる必要がある。
つまり高校時代から国際試合の経験を積ませる事により飛躍
的にレベルアップしたのだ。
陸上の場合は基本的に個人種目だからそこまでできにくいが
須磨学園の小林のようにアジア大会の1500mで銀メダルを取り
今大会で20人抜きと別次元の実力を示しているのを見ても国際
試合での経験がいかに大事かが分るだろう。
留学生を受け入れるという事は、ある意味国際試合を戦うのに
近い経験ができるのだ。問題なのが留学生が走る区間で日本人
ランナーが全く勝負せずに後から付いて行くだけというパターン
ばかりだ。箱根のスターで母校・早稲田の監督の渡辺康幸は
「留学してくるケニア人に勝てなければオリンピックでメダルな
ど取れない」とコメントし留学生に対する闘志を漲らせていた。
つまり昨今の高校生でこういった気構えの選手がいないのだ。
「留学生を締め出せ」という鎖国的な意見もあるが、ハッキリ
言って亡国論だ、外人選手を締め出したアイスホッケーやバレーが
その間競技力の衰退を招き未だに後遺症に苛まれているのだ。
1校につき留学生の起用は1人までという規程があれば(本来は
なくてもいいのだが)むしろ外人ランナーと勝負できるという事を
喜ぶべきだろう。願わくば留学生ランナーと勝負して勝てる選手が
どんどん出て来て欲しいものだ。
ぶりの優勝を飾ったのだが、かつての駅伝王国と言われた
九州勢が5位入賞が男女とも1校づつという完敗に終わった。
どうも昨今はケニアからの留学生を入れて強化するチー
ムが活躍している傾向が強い。留学生を入れて刺激にして
他の選手のレベルアップを図るというやり方だ。
ところが九州勢には留学生を入れたチームは1つもない
のだ。駅伝王国のプライドがそうさせるのか分らないが、
ハッキリいって最早劇的に人材を揃えない限り九州勢の再
浮上はありえないと思われる。
宮崎の小林が70年代以降優勝してないように実は80年代
以降で優勝した九州勢は大牟田のみ、ところが大牟田の監
督がアンチ留学生の急先鋒だからか「留学生を入れてまで」
という思惑が見え隠れするのだ。
元旦の実業団や箱根駅伝を見ていて分るのが大牟田OBが
多い事、しかも九州全域から大牟田に進んでいるのが分る。
それだけのOBを抱えながらなぜか全国大会で大牟田がイマ
イチなのかというと風邪や怪我などの体調不良の選手がやた
らと多い事が挙げられる。
しかも九州勢のレースは耐久型が多く、現在のスピード型に
ついていけてないのだ。
そしてスピードを上げるのに普段から留学生と一緒に練習し
ているチームはかなりレベルアップの確率が高い。
ここ10年間で飛躍的にレベルアップしたのがサッカーだ。
サッカーは-17、-20、-23と年代別のW杯があり日本は
若年層のレベルアップから手を付けたのだ。-17のW杯に出場
するには15歳以下から国際試合を経験させる必要がある。
つまり高校時代から国際試合の経験を積ませる事により飛躍
的にレベルアップしたのだ。
陸上の場合は基本的に個人種目だからそこまでできにくいが
須磨学園の小林のようにアジア大会の1500mで銀メダルを取り
今大会で20人抜きと別次元の実力を示しているのを見ても国際
試合での経験がいかに大事かが分るだろう。
留学生を受け入れるという事は、ある意味国際試合を戦うのに
近い経験ができるのだ。問題なのが留学生が走る区間で日本人
ランナーが全く勝負せずに後から付いて行くだけというパターン
ばかりだ。箱根のスターで母校・早稲田の監督の渡辺康幸は
「留学してくるケニア人に勝てなければオリンピックでメダルな
ど取れない」とコメントし留学生に対する闘志を漲らせていた。
つまり昨今の高校生でこういった気構えの選手がいないのだ。
「留学生を締め出せ」という鎖国的な意見もあるが、ハッキリ
言って亡国論だ、外人選手を締め出したアイスホッケーやバレーが
その間競技力の衰退を招き未だに後遺症に苛まれているのだ。
1校につき留学生の起用は1人までという規程があれば(本来は
なくてもいいのだが)むしろ外人ランナーと勝負できるという事を
喜ぶべきだろう。願わくば留学生ランナーと勝負して勝てる選手が
どんどん出て来て欲しいものだ。
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九州一周駅伝でも福岡が宮崎に勝てるようになったのは
外人選手を起用してからですよ。宮崎は旭化成と沖電気宮崎という2強がいますので、対抗するには外人選手起用しかないようです。なにせ25年以上連続優勝してましたからね。ただあまり独占しすぎるとやはりダメになるようで旭化成の駅伝やマラソンが低迷気味なのもそういう理由だと思いますよ。