初マラソンで歴代4位のタイムを出した安藤友香に ついて

安藤友香、初マラソンで日本人最高2位 日本歴代4位で世陸代表内定

 8月にロンドンで行われる世界陸上の女子マラソン代表選考会を
兼ねた名古屋ウィメンズマラソンが今日行われ、マラソンデビュー
の安藤友香が2:21:36の歴代4位の好記録で2位になり日本代表
内定となった。

 レースはリオ五輪の銀メダリストで大会連覇を果たしているユニ
スジェプキルイ・キルワの3連覇が注目され、スタート直後にキル
ワが転倒したもののレースを引っ張る展開で清田真央や石井寿美ら
が遅れて行く中で一般参加の安藤がキルワに食らい付き35㌔を過ぎ
た辺りから徐々に引き離されたもののキルワの優勝タイムが2:21
:17だから20秒差以内という大健闘だったわけだ。

 これで世界陸上の代表選考レースが全て終わり3枠のうち大阪で
優勝したロンドン代表の重友梨佐の優勝タイムが2:24:22だから
1は決定だが、11月のさいたま国際は那須川瑞穂が2:33:16で
5位だから安藤と清田が選出されるのではないか。

 中継を見ていたら安藤は22歳で初マラソンという事から解説の
高橋尚子や瀬古利彦らをはじめとした中継スタッフも手放しで大
喜びだったのだが、このまま成長して欲しい反面 気になるのは
日本の若手ランナーが五輪や世界選手権を終えると燃え尽きたか
のようにパッとしなくなる事。

 これはシドニーの市橋有里やアテネの坂本直子に北京の中村友
梨香らがそうで、大阪で復活した重友の存在は稀なわけである。

 それを考えると安藤にはケガに気を付けて3年後の東京以降も
息の長いランナーとして活躍して欲しいものだ。
 

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