ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
初代ウルトラマンのファイトタイム
‘ウルトラマンの体を支える太陽エネルギーは地球上では
急激に消耗するので3分しかもたない’というナレーションが
劇中で流れるように、ウルトラマンの活動時間は3分でカラー
タイマーが点滅を始めると残り1分というのは世間一般に認知
されている。
ただ実際にウルトラマンが3分以内に敵をやっつけている
のか?という素朴な疑問を10年程前の週刊文春で調査する企画が
あった。
そもそも3分とはボクシングでいえば、様子見で費やされかね
ない1R。
その間に敵を倒さないといけないというのは確かに大変である。
そして出た結果がコレ!
最も長く戦ったのが28話の対ダダで実に5分58秒
続いて4分台は
5話・グリーンモンス、11話・ギャンゴ、29話・ゴルドン、
37話・ジェロニモン 計4回
3分台は
1話・ベムラー、3話・ネロンガ、6話・ゲスラ、7話・アン
トラー、10話・ジラース、26話・ゴモラ、33話・メフィラ
ス星人、36話・ザラガス 計8回
2分台後半(30~59秒)が
16話・バルタン星人、21話・ケムラー、24話・グビラ、
27話・ゴモラ、31話・ケロニア、38話・キーラ 計6回
2分台前半(~29秒)
2話・バルタン星人、4話・ラゴン、9話・ガボラ、12話・ドド
ンゴ、13話・ペスター、17話・ブルトン、18話・ザラブ星人、
19話・アボラス、20話・ヒドラ、22話・テレスドン、23話・
ジャミラ、25話・レッドキング、30話・ウー、32話・ザンボ
ラ-、35話・シーボーズ 計15回
1分台以下
8話・レッドキング、14話・ガマクジラ、15話ガヴァドン
最も短いのが23秒で
34話・スカイドン
平均ファイトタイムは2分44秒らしい。
あと
カラータイマーが点滅し始めるのは平均45,7秒、
本来なら 2分は経たないと点滅し始めないのに・・・・・
なおカラータイマー点滅時間の割合は27,9%だそうだ。
対ゼットン以外の38話分が調べられているので興味深いが、
38話中25話と半分以上は3分以内で戦いを終らせていたのだ。
これは大したものである。
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せめて1分くらい静かに戦わせてあげてー!w
確かに早いですよね。
2分はOKなのですからせめて1分過ぎまでは静かに戦わせないと落ち着かないと思いますよね。
ウルトラマンはダダと6分近くも戦っていたのですね。強敵になるほど戦う時間も長くなりますが、無害に近いものは1分も掛かっていませんね。私が大好きなガヴァドンもその1つのようで。
オタマジャクシのような可愛いガヴァドンが街中でスヤスヤと眠る姿に思わず子守唄を歌ってあげたい気持ちになるのは今も変わらずなのですが、さすがに今は社会人になってしまったので、都市機能がマヒするのは困りものだと思います。
この話を観て思った事は、普段は正装してシャキッとしたイメージの科特隊の面々が意外と庶民的な事。ムシバくんの友達の事はくん付けで呼ぶのに、ムシバくんの事はフジ隊員までが「ムシバ」とあだ名で呼び捨て。まあ、歴代の防衛チームの中にも一般人の子供をあだ名で呼びそうな人物はいますけどね。特に奴と奴は(笑)。
結局のところ、ガヴァドンは星になってしまいます。子供達の街中での落書きは相変わらず続きますが、科特隊が目くじらを立てなくても、都市機能のマヒ=落書きの悪影響が自分達の生活に降りかかってくれば子供達も目を覚ます事でしょう。
落書きがしたければ、街中では無く画用紙か自由帳にしましょうという教訓ですね。
ガヴァドン編などの実相寺昭雄監督作品は全て佐々木守が脚本を担当してますが、佐々木氏といえばケンちゃんシリーズなどを書いてますからそういったノリになっているようですね。
それを考えるとウルトラマンは他のシリーズにない、こういった寓話的なEPが散見しているのかもしれません。