40年前の今頃OAされていた仮面ライダーXは20話を迎えていた
のだが、早くもネタ切れが垣間見えた時期だった。
というのも8話から登場したアポロガイストが14話で一旦Xライ
ダーから倒されたものの16話で再生アポロガイストとして復活し、
21話で倒されるまでの17話から20話までの間が よく言えば箸休め、
悪く言えばネタ切れによる中だるみの4週間となっていた。
17話でアルセイデスが出した緑のガスを浴びた人間が木になる
というEPから始まり、18話では猫人間に19話では‘あっちこっちに
幽霊を出現させて混乱を起こす’EPだし20話は蛇人間を出現させ
ている。
本来こういうオカルトネタは夏休み用だと思うのだが後から
見ると7月の初めに再生アポロガイストが倒されて、キングダー
クが登場するというのでこういう展開になるのだろうが登場する
神話怪人も名前がキャッティウスやオカルトスなど微妙なネーミ
ングで‘?’だった。
しかも再生アポロガイストはXライダーと怪人の戦いに割り込む
わりに大した戦果も上げられずといった具合だ。
そんなワケで翌週の21話には唐突に受けた再生手術に欠陥が
あり、再生後の寿命は僅か1ヶ月という衝撃の事実が判明する
のである。