試合より中継が話題になったシリアー日本戦

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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sc-tp3-231122-202311220000046

　政情不安のためサウジアラビアのジッダ開催となった26年W杯
アジア2次予選のシリアー日本戦は昨夜行われ、日本が5－0で勝ち
16日の吹田で行われたミヤンマー戦に続く連勝となった。

　試合は32分に久保建英のミドルで先制すると上田綺世が2点を
追加して、後半に入ると菅原由勢と細谷真大のゴールで5－0と突
き放し危なげなく今年最後の代表戦を勝利で飾り親善試合も含め
8連勝を記録した。

　今回のシリア戦はアウェーだったにも拘らず試合の結果への興
味以上にTV中継及びネット配信が決まらなかった事で、最終的に
近年では珍しくネット配信すらない中継されずに終わったのだが
個人的にも法外な放送権料を払ってまで見る試合ではなかったと
思う。

　この試合だけでなく2次予選はミヤンマー・シリア・北朝鮮と日
本から見れば格下の相手ばかりで最終予選進出は確実視されている
からか、やたらと目立つのが試合中継の問題でシリア戦は中継され
ないで終わるという異常事態と言われたのだが正直言って日本時間
の深夜に行われるシリア戦を何が何でも見たいという人達はどれだ
けいるのだろうか？

　中継なしの原因が放映権の高騰からきており今年7月の女子W杯
の時にも法外に近い放映権料が原因でギリギリまで中継が決まらな
かった事があったが、今回は突破確実の2次予選のアウェーゲーム
で時差の関係から日本時間の深夜に行われる試合まで見る人達が望
めないにも拘わらず放映権だけバカ高いでは無理して買う必要はな
いだろう。

　つまりシリアやAFCサイドは日本は代表の試合なら、どんな試合
でも見たいファンが多いと踏んでの事だろう。

　ところが現在の日本ではW杯本大会はともかく勝てると分かって
いるアジア予選は興味を持たれてないのだから売れるはずもなく、
こうして騒動になっているのだが放映権問題ばかりがクローズアッ
プされるという事は日本が危なげないと思えばいいのではないか。