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鋼鉄に ついての幻想

 今日お客さんと昔の相撲の話になり‘高鉄山という力士がいて、いかにも
強そうな四股名だったのに いつ見ても負けていて勝ったのを見た事がない’
という話で盛り上がっていた。 

 ちなみに高鉄山の番付最高位は関脇だから‘いつそんなに勝ったんだ’と
いう話にもなったのだが・・・・・・

 高鉄山の事を子供の頃なので鋼鉄山と思っていて、鋼鉄=強いという
イメージができあがっていた。

 実は70年代ぐらいまでのヒーローソングの中に‘鋼鉄’という言葉が やたら
多いのに気付く。

  例えば仮面ライダーXで鉄より強い、音より早い’

                ‘体は鉄で血が通う’

 戦え7人ライダーでは‘ライダーキックは鉄くだく’

 キカイダー01のEDでは‘振るえ、正義の鋼鉄の腕’  

 古くはエイトマンで‘叫べ、胸を晴れ鋼鉄の胸を~’などの歌詞があり
タイトルでも直訳すると‘鋼鉄王’になるアイアンキングというのがあったし、
鉄人タイガーセブンという作品もあった。

 またロボットアニメでは鋼鉄ジーグというのもあった。

  戦前までは‘鉄は国家なり’などという思想があったし、やはり70年代
までは鋼鉄=頑丈・力強いなどのイメージがあり、鉄人などという言葉も
あるが21世紀になってからは あまり使われてないケースが多い。

  21世紀になって鉄よりも優れた金属が出てきているのも理由の1つ
だろうが、鋼鉄という言葉に対する憧れや幻想がなくなってきているの
かもしれない。

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