盆休みの英彦山にて

 オリンピックに明け暮れた今年の盆休みだったが、14日から 1泊2日で
鹿児島の妹一家が帰省した。
 妹一家も男2人女1人だが長男は中1で長女が小3、次男が6歳である。
 せっかく鹿児島から出てきたのだから2日間ずっと家で五輪中継と高校
野球中継を見て過ごしても仕方ないので、15日の朝から英彦山に連れて
行くことにした。
 義弟と中1の長男は5年ほど前に中岳には上っているが、鬼杉の方面
には行ってないので‘鬼杉を見ずして英彦山を語る事なかれ’というわけで
7月21日に上ったコースで連れて行く事にした。

 ただし当日の予報が「午後から所により一時雨」だったので五輪中継の
事もあり5:00前に起きて6:00前に英彦山に到着して上り始めるという予定を
立てていた。

  ところが5:00には義弟以下起こしたものの朝食などで手間取り英彦
山の駐車場に到着したのが7:00だった。
 いつものように奉幣殿で登山の安全祈願をして上り始めるのだが、
わりあい最初は道が楽なためウチの息子達と一緒にどんどん歩いていくが
分岐点を間違え前回通った大南神社方面ではなく600mばかり遠い玉屋
神社経由になった。

 玉屋神社経由で鬼杉まで2時間ほどかかり、鬼杉に到着して休憩して
いたら雲が出てゴロゴロ雷も鳴り始めたのだ。
‘こりゃマズイ、急ごう’という事で南岳に上り始めたが、ほどなく雨が早くも
ぱらつき始めたではないか!
 最終的に岩場の入り口に着くと雨が本降りになり始めたし、中岳方面が
雲に覆われていたので迷ったが最終的に引き返す事にした。

 岩場をよじ登るときに雨に濡れていたら滑って危ないし、山の上での
雷は横から来るので何かがあってからでは遅すぎる。
 結局あきらめて下山する事を選んだ。

 義弟も賛成してくれたが奉幣殿に戻ると雨どころか晴れ間が見えている
のだ。
 息子達は‘晴れているのに・・・・’と不満そうだったが、下は晴れていても
上の方は雨が激しいケースが多い。
 息子達にしてみると‘前回上って楽しかったから’という事だろうが、何事
もアクシデントに見舞われるときは‘前回は大丈夫だったから’というケー
スが多いのだ。

 だから甥っ子達や息子達には‘英彦山は逃げないから、またの機会に
上ろう’と言ったのだ。

 いわゆる‘勇気ある撤退’である。

 もっとも玉屋神社経由で鬼杉に行き奉幣殿に戻れば中岳に上って降りて
きた以上の距離を歩いた事になる。
 英彦山を後にしたのは14:00頃。
 帰りの車の中では5人の子供達は泥のように眠りこけていた。 

 帰宅しての夕食はカレー、子供達は全員カレー好きなので大喜び。
 ウチの長男は調子に乗って‘オレはキレンジャー’と言いながらカレーを
特盛りで注いでパクついていた。

 
 とはいえ長男には多過ぎたようで、2/3まで食べたが残りは私が食べる
事になったのだ。  

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