英彦山縦走レポ

 昨日の続きで、英彦山縦走の詳細レポを。
 私が最初に英彦山を縦走したのは小5の頃で、オヤジから連れて行かれ
ムチャクチャきつかった覚えがある。
 通常の英彦山上りは中岳上宮の2,2㌔だったが、鬼杉経由で南岳へ上り
そこから中岳の上宮まで行って最後は北岳に行って下るコースだった。
 その後 友人や先輩などを連れて行く機会が多かったが、縦走する場合は
上宮して南岳に回り鬼杉経由で奉幣殿まで行き下山というパターンが多
かった。
 ただ南岳から鬼杉に行く間が険しいので子供達と行く時は、鬼杉から南岳
へ上って中岳に行く方が安全だろうと思ったのだ。

 鬼杉方面に向かい始めたのが9:50、中岳に上宮するのに比べて最初は
平坦で楽なのだが道が狭い。

 
 10分ほど狭い道を歩くと奉幣殿が遠くに見えるポイントに到着。

 それから1時間ほどダラダラと歩いていると、ボチボチ険しい坂道に
遭遇する。
 途中‘玉屋神社経由’と‘大南神社経由’の分かれ道があったが距離
的に500mほど短い大南神社経由にした。

 スタートしてから1時間20分で鬼杉まで残り600mだ。
 ここぐらいから急峻な崖やチェーンの付いた岩場が登場。

 これらを よじ登って奉幣殿を出てから1時間40分後の11:30に鬼杉へ
到着。 ここで息子達は持参した2個のお握りのうちの1個を食べる。
 なにせ遊びに夢中になって朝食では菓子パンを1個しか食べてないので
歩き始めて40分後には‘お腹空いた’を連発していたのだ。
 それから来た道を戻って大南神社を通過したのが12:05。
 崖の中をくり貫いて作ったような神社だ。

 その後、またしてもチェーン付きの岩場を上りきると、鬼杉から300m
ほど。ここまで7分かかる。

 
 ここからが、今回の本番だ。
 急峻な崖を上り、途中‘材木石’の所を通過したのが12:40頃。

 南岳山頂まで残り600mで再びチェーン付きの岩場になる。
 そして最後の難所が残り300m、限りなく垂直に近い岩場を上る事になる。 こんな所を上るからいいものの、降りるのは危険だ。
 この難所を突破して南岳の山頂に到着したのが13:35。
 鬼杉から1,2㌔の道のりだが、険しいので鬼杉を出発してから 1時間
40分かかった。

 
 山頂の休憩所で本日2回目の弁当。残りのお握りを食べる。
 山頂まで待ったら腹が減って難所を上り辛いし、鬼杉で食べてしまったら
満腹感で上るのが危ないので ちょうどよかった。 

 ところが山頂から中岳に行く途中に俄かに雲がかかり始め、あっという
間に雨が降り始めたので子供達に合羽を着用させる。
 中岳到着が14:05なので30分ほどかかるのだ。
 その後、中岳のチェーン付きの岩場を降りるが南岳の岩場を経験して
いるので

‘こんなの屁でもないわ!’

と息子達は言いながら降りていた。

 幸い雨は15分ほどで上がり、奉幣殿に降りてきたのは15:40 だった。
 スタートして6時間近かった。

 ただ息子や甥っ子達は

‘山登りをした気がした・・・楽しかった’

との事。
 門司にH君を連れて帰ると前日帰っていたT君が

‘オレも行きたかった!’

と羨ましそうに言っていた。

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