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ウルトラセブンEP19・プロジェクトブルー

 今回登場する宇宙人は、自称・宇宙の帝王バド星人。
 月と地球の間に磁力線の網をかけてバリアを張る計画の
‘プロジェクト・ブルー’を阻止するべく侵入したらしい。
 その計画の発案者がミヤベ博士。
 このミヤベ博士を狙って、わざわざミヤベ邸の地下に
基地らしきものを作って おびき寄せて拉致しプロジェクト・
ブルーの書類を狙う。

  ところでバド星人だが、言っている事がおかしい。
 自称・宇宙の帝王で‘だいぶ前、太陽系に来たことがある。
その時は地球はまだ火の玉だった。冥王星にだけ知的生物が
生きていた。我々以外の生物は許せんから根絶やしにして
やった’と言っていて、セブンが近づくと‘地球を破滅させる
爆弾’を2時間後に爆発するべくセットして逃げ出している。

 そもそも最初から地球を爆破する気なら最初からミヤベ博士を
拉致せずに、そのまま爆弾を仕掛けて何食わぬ顔で爆発させれば
いいだけのこと。 磁力バリアがセットされているとはいえ、その
穴からコイツだけは地球に侵入しているのだから。
 しかもウルトラガンの一撃で1匹は倒されるので、帝王と名乗る
わりには弱い。

  正統派演出の監督・野長瀬三摩地がペンネームで脚本まで
担当しているのだが、突っ込みどころ満載のEPである。

 ただミヤベ夫人のグレイスを脅すシーンは、Qでラゴンを ウルトラ
マンでダダの恐怖を煽る演出が冴えていたのを そのまま持ち込んだ
ような撮り方だ。
 またセブンが博士が拉致されている空間に入るときに、鏡に入って
いくシーンは当時としては なかなかのもの。

 ミヤベ博士を演じたのは野村明司(旧名・野村浩三)
 大怪獣バランの主役を演じているが、ウルトラQでは‘変身’で
モルフォ蝶の燐粉を浴びて巨人になった男を演じている。
 2話に登場した中真千子が‘変身’では恋人役だった。    

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