そろそろ高校ラグビーもシステムを どうにかしないと・・・・

高校ラグビー、国学院栃木・日川など初戦突破(読売新聞) - goo ニュース

 今日から年末年始を飾る風物詩・高校ラグビー大会が始まった。

 90年代半ばまでは12月27日or28日に始まるので1・2回戦が新年への
カウントダウンとなっていたし、元日に行われる3回戦までは夜中の3日に行わ
れるベスト8は昼過ぎの
ダイジェストによる録画中継だったのが5日のベスト4
からはライブ中継になっていくと同時に学生時代なら冬休みの終わりを現在なら
正月休みの終わりを実感するものだった。


 ところが00年代に入った頃からベスト4以降のライブ中継のみになったし現在は
ファイナルのみしかOAされてないのが現状で、福岡県の代表決定戦は中継が
あるのに本大会が見られないという ある意味 理不尽な状態になってしまって
いる。


 ただ昨今は高校ラグビーに以前ほどの関心がなくなってしまっているのも
現状だ。


 地元の東福岡が今大会で4連覇を目指すぐらい強いのだから本来なら指折り
数えて楽しみにしているのが当たり前なのに・・・・と考えて原因を探ってみると、
思い当たるのがラグビー特有の少ない番狂わせというのが影響しているのでは
ないかという事。


 もともとラグビーはサッカーや野球に比べてチーム力が上の方が勝つという
番狂わせの少ない競技なのだが、高校ラグビーのシステムはシード制を取って
いるので実力上位のシード校は1試合少なくて済む。


 現行のシステムではベスト8までシードチームとの対戦がないAシードが3と、
それ以外のBシードが10ある。


 つまり消耗度が大きいラグビーという競技において1試合よけいに戦うという
のは不利になるのに実力上位の13チームが1試合免除されるのに対し1回戦
から登場するチームは初戦を勝った勢いは付いているだろうが、やはり肉体的
な負担は大きいのが現実だろう。


 以前から1回戦から登場したチームの最高成績がベスト4だったというのを
考慮すれば実力に劣るチームが1試合多く戦わないといけないというのは大会
の興を殺いでしまいかねない。


 しかも少子化といわれる昨今では15人を揃えるのも大変な事情だから強豪
チームと、そうでないチームの実力差が以前より開いていると思えるので極端な
話をすれば1回戦は当該チームの関係者以外は今ひとつノリが悪いし、2回戦は
シード校のウォームアップゲーム的な感じになってしまう。


 だから一般ファンの興味をそそる本当にレベルの高い試合はベスト8ぐらい
からだろう。


 それを考えるとシード校の1回戦不戦勝を止めるなり、大会運営に もう一工夫
欲しいものである。

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