goo blog サービス終了のお知らせ 

フィギュアスケートGPファイナル男女アベック制覇の理由

浅田、4季ぶり栄冠=高橋は日本男子初の快挙―フィギュアGPファイナル(時事通信) - goo ニュース

 12月7日からソチで行われていたフィギュアスケートのグランプリファイナルで
女子は浅田真央が、男子は高橋大輔が優勝し史上初の男女アベック優勝という
快挙だった。

 GPファイナルは各グランプリの獲得ポイント上位6人しか出場できないグレード
の高い大会なのだが女子は浅田真央と鈴木明子が、男子はバンクーバー五輪
代表の高橋大輔と小塚崇彦だけでなく羽生結弦や町田樹と6人中4人が出場
していたのだから日本のレベルの高さが分かる。

 今回のGPファイナルは2年後の五輪が開催されるソチでの大会だし五輪本番
のリンクを使用するので、本番で使用するリンクで演技できるというのは貴重な
体験になるから各出場選手達のモチベーションは例年以上に高かったと思わ
れる。

 そんな中でのGPで女子が2名、男子が4名も出場できたのだから大したもの
だし女子が浅田の1位と鈴木の3位で、男子は強敵のパトリック・チャンを抑えて
高橋と羽生の1・2フィニッシュというのだから これまでの日本代表の中で特に
男子は最強ではないかと思うのだ。

 男子体操が60ローマから76モントリオールまで五輪5連覇を達成していた
頃はライバルのソ連に勝つよりも国内の代表選考会で勝ち抜く方が大変と言わ
れていたし、全盛時のノルディック複合チームや長野五輪前の頃のジャンプ
チームはW杯で活躍していた選手でも団体戦から外れるケースが多いぐらい
選手層が厚かったのが記憶に新しい。

 今回のGPファイナルには女子では村上可菜子や男子では織田信成らが
出場してないわけで、それでも これだけの成績を残せるのだから現時点で
男女シングルは世界のトップを走っているのは間違いない。

  ただし無敵を誇った男子体操も80年代以降は かつての圧倒的な力は
ないし、ノルディック複合やジャンプも一旦力が衰えると全盛時が信じられない
ぐらい層が薄くなってしまうケースが多いのが特徴だ。

 それを考えるとジュニアの頃からの継続的な強化というのが絶対に欠かせ
ないし現状の成績で一喜一憂するだけでなく、ジュニアの成績にも目を配って
いく必要があるだろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 一旦タイミン... ヒーロー番組... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。