元大関魁傑死去＝元放駒理事長、６６歳―大相撲(時事通信) - goo ニュース
今日 出先から帰宅してネットを開くと‘元大関魁傑の西森さん
死去’というニュースが載っていた。
ニュースによれば今日の午後ゴルフの練習場で倒れ、そのまま
亡くなったとの事だが年齢を見れば66歳だからまだ若く信じられ
ない思いだ。
元大関の魁傑は75年春場所で大関に昇進したもののケガや肝炎
の影響で76年初場所で陥落するのだが、同年秋場所で平幕優勝す
ると77年初場所で大関に返り咲くなど不屈の力士というイメージ
だけでなく‘休場は試合放棄と同じ’と語っていたように 結局
79年初場所で引退するまでどんなに調子が悪くても休場しないと
いう誠実な人柄が窺えた。
引退後は放駒部屋を興して大乃国を横綱に育て上げるなど育成
の手腕にも定評があった。
協会内でも審判部長や巡業部長の要職を歴任しただけでなく、
10年には大相撲野球賭博問題などが原因で辞任した武蔵川理事長
の跡を継いで理事長に就任すると11年2月に発覚した八百長疑惑
問題の解明に先頭に立って務めた姿が忘れられない。
個人的には当時この難局を乗り切るには魁傑は最適な人物と
記していたが、春場所開催を中止するなど予想通り誠実な対応
で尽力し年寄り名跡改革なども積極的に行っていたのだ。
12年初場所後に定年のため理事長を退任したので西森輝門と
して穏やかな老後を送って欲しいと思っていただけに残念だ。
巷では‘いい人は早く死ぬ’などと言われているが、まさしく
それを地で行った感が否めない。
おすすめブログ
@goo_blog
