ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
嗚呼!魁傑よ
「うみ出し切るまで」=事実解明へ不退転―放駒理事長・大相撲八百長(時事通信) - goo ニュース
既報通り八百長問題の発覚で揺れる日本相撲協会は3月に予定されている
大相撲春場所の開催中止が今日発表されたのだが、記者会見などで放駒
理事長が謝罪の言葉を述べている姿を見て現役時代からの巡り合わせの
悪さを痛感してしまう。
現理事長・放駒こと元大関・魁傑は、現役時代‘クリーン魁傑’と呼ばれ‘力士
である前に立派な社会人でなければならない’と常々言っていた常識人だった
し、実際2度大関になりながら体調不良やケガにも拘わらず‘休場は試合放棄と
同じで、ファンに対して失礼’と言って土俵に上がって2度とも陥落した姿が印象
的だった。
魁傑が現役時代に八百長をやっていたら少なくとも2回も陥落はしなかった
のではないかと思うし‘全ての力士が故意の無気力相撲を行っているわけでは
断じてない’というコメントからも自身の現役時代の矜持が窺える。
引退して部屋を持って育てた力士が元横綱・大乃国。
ところが大乃国も千代の富士の連勝を止めた力士という勲章があるものの、
横綱として負け越しという屈辱を味わっているが、これも八百長をしていたら
少なくとも負け越しはなかっただろうと思うのだ。
大横綱だった北の湖理事長が朝青龍問題などで世間の批判をかわすため
‘理事長を少し休みたい’と言って一旦辞任して ほとぼりが冷めて復帰しよう
としたのを‘そんな事をやっているから世間の常識から乖離していると批判
される’と正面から反対して辞任に追い込んだのも放駒氏であった。
更に武蔵川理事長まで野球賭博問題で辞任して回ってきた理事長の座だった
が、何と最悪の状況が待っていた事になるのをみると‘本当に巡り合わせが
悪い’と思ってしまう。
ただ北の湖や武蔵川の両理事長は こういった謝罪会見では頭を下げるに
しても儀礼的に下げるだけという感じで頭の高さが目に付いていたが、放駒
理事長の記者会見は氏の誠実さが窺える。
そういう事を考えれば現役時代に八百長などとは最も遠かった人物が理事
長をしているという事は‘真相解明に誠実に取り組むのでは’と思うし、それが
相撲協会にとっては幸運なのかもしれない。
既報通り八百長問題の発覚で揺れる日本相撲協会は3月に予定されている
大相撲春場所の開催中止が今日発表されたのだが、記者会見などで放駒
理事長が謝罪の言葉を述べている姿を見て現役時代からの巡り合わせの
悪さを痛感してしまう。
現理事長・放駒こと元大関・魁傑は、現役時代‘クリーン魁傑’と呼ばれ‘力士
である前に立派な社会人でなければならない’と常々言っていた常識人だった
し、実際2度大関になりながら体調不良やケガにも拘わらず‘休場は試合放棄と
同じで、ファンに対して失礼’と言って土俵に上がって2度とも陥落した姿が印象
的だった。
魁傑が現役時代に八百長をやっていたら少なくとも2回も陥落はしなかった
のではないかと思うし‘全ての力士が故意の無気力相撲を行っているわけでは
断じてない’というコメントからも自身の現役時代の矜持が窺える。
引退して部屋を持って育てた力士が元横綱・大乃国。
ところが大乃国も千代の富士の連勝を止めた力士という勲章があるものの、
横綱として負け越しという屈辱を味わっているが、これも八百長をしていたら
少なくとも負け越しはなかっただろうと思うのだ。
大横綱だった北の湖理事長が朝青龍問題などで世間の批判をかわすため
‘理事長を少し休みたい’と言って一旦辞任して ほとぼりが冷めて復帰しよう
としたのを‘そんな事をやっているから世間の常識から乖離していると批判
される’と正面から反対して辞任に追い込んだのも放駒氏であった。
更に武蔵川理事長まで野球賭博問題で辞任して回ってきた理事長の座だった
が、何と最悪の状況が待っていた事になるのをみると‘本当に巡り合わせが
悪い’と思ってしまう。
ただ北の湖や武蔵川の両理事長は こういった謝罪会見では頭を下げるに
しても儀礼的に下げるだけという感じで頭の高さが目に付いていたが、放駒
理事長の記者会見は氏の誠実さが窺える。
そういう事を考えれば現役時代に八百長などとは最も遠かった人物が理事
長をしているという事は‘真相解明に誠実に取り組むのでは’と思うし、それが
相撲協会にとっては幸運なのかもしれない。
コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )
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どうなるにせよ 両国の建物が没収されるのは
悲しいね
元は柔道出身で、腰高という欠点はあったものの、腕力が強く、好調時には北の湖を真っ向から寄り切る力量があった。故障さえなければ、注射相撲はともかく、一場所休場する位のずるさがあれば、もう一つ上を狙える力は充分にあったであろう現役時代。
引退直後に出演した醤油のCMで刺身に引っ掛けて「わし、差し身がマズかったからなあ…」と照れくさそうにセリフをしゃべっていた姿も良く覚えています。
母親が一緒に会見の様子を見ていて「他の人達だとふてぶてしく聞こえたけど、この人は誠実に聞こえるわね。」と言っていました。この危機的状況にあって、特に相撲に関心のない人からもこの様な見方をされる放駒理事長、相撲の神の絶妙な配材なのかもしれませんね。
一場所中止してとかげの尻尾切って再開という目論みも可能か?
べつに一年間やらなくたっていいじゃん(客無しの中の相撲で)
放駒は北の膿や五郎より対応はいいけどね
ヒステリックに字面だけ見て騒ぎ立てるのではなく、屯田兵さんのような多面的な見方が出来る人がいる事にほっとします。こーじさんのこの件に対する取り上げかたも、自分なりの視点でマスコミ報道とは違った切り口で意見を書かれている。ここに来る人達は良い意味で「分別をわきまえた大人」だと思いますよ。
外のところも覗いていますが、酷いモンですよ。
高鉄山、後援会副会長の件あるから怖いです
やはり北の湖は小心モノですね。
こういうのを見て見ぬふりをしていたツケが回ってきたという感じですよね。
それと自民党政権では、こういう事にならなかったのかもしれません。
>吉法師様
お褒めいただき ありがとうございます。
しょうゆのCMありましたね、あれで人柄が滲んでましたよね。
こういう人が早くトップにいたら世間の目も今ほど厳しくならなかったかもしれません。
やはり積み重ねがモノを言いますからね。
>こうちゃん様
歴代の理事長が放っておいたツケを払わされている
感じですね。
世間一般の常識が通じないものが国技とは片腹痛いですから、公益法人剥奪こそ相応しいと思いますよ。
>Unknown様
なるほど、なかなか興味深いですね。
ただししっかり言うまでは信用ならないとも思いますが。