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僅かの差からの天国と地獄

 今年ジャイアンツを引退した元ホークスの松田宣浩が先日Number
Webのコラム・野球のぼせもんのインタビューで、今年バファローズ
に対して15,5ゲーム差の3位に終わったホークスについて興味深い話を
していた。

 つまり昨シーズンの終盤ホークスは残り2試合でマジック1としな
がら連敗しバファローズと成績で並んでしまい、直接対決の星の差
で2位になった事が今シーズンの15,5ゲーム差につながっていると
語っていた。

 思えば14年にホークスは最終戦でバファローズにサヨナラ勝ちし
リーグ優勝を決めて日本一になってから、20年まで16年を除く6度
の優勝を飾っているのだ。

 たしかにホークスに僅差で敗れたバファローズは以後苦しいシー
ズンを送る事になるわけで、似たような実例を挙げると枚挙にいと
まがなく雪辱できたのは87年のジャイアンツが前年75勝しながら2
位に終わり翌年リーグ優勝したのと88年に10,19で敗れたバファロ
ーズが翌89年にリベンジに成功したぐらいか。

 例えば73年にジャイアンツから最終決戦で敗れたタイガースは翌
年4位に終わっているし、94年の10,8決戦でジャイアンツに敗れた
ドラゴンズも翌年5位と低迷する。

 そのジャイアンツも今から40年前のライオンズとの日本シリーズ
で7試合中3試合がサヨナラゲームというシーズンで3勝4敗と日本一
を惜しくも逃すと、3位・3位・2位と来て4年目の87年にリーグ優勝
するも前年日本一に返り咲いたライオンズに2勝4敗で完敗し次の日
本一は89年まで待たないといけなかった。

 それを考えると松田はよく分かっているなと実感するし、本当に
僅か1勝の差が実はとてつもない差になるケースが多いので本当に
1勝の差が天国と地獄を分けると思うのだ。

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