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憧れの球場でプレーした日

 28年前の今日・9月15日は野球部に入部以来初めて小倉
(現・北九州市民)球場でプレーした日である。
 ただし補欠だったので、試合前のノックを受けただけだ
が。
 小倉球場は福岡県の北部予選のメイン球場で、入部して
初めて小倉球場で試合をするクジを引いたのだ。
 夏の予選は7月14日の日記に書いたように黒崎の桃園球場
だったし、それ以外は地元の球場ばかりだった。
 小倉で試合をしたいと思ったのは、やはりプロ野球が使
用する球場だというのが大きい。
 当時コチラではライオンズが所沢に出て行ってしまって
球団がない空白期間だったので、ジャイアンツが九州シリー
ズで来るぐらいだった。
 プロ野球選手達が座っていたダッグアウトに座れるだけ
でも嬉しいのに、同じ球場でプレーできるのだ。

 しかも小倉球場は、他の球場とは決定的に違う要素があった。
 通常我々は地元の球場以外では、制服で移動しスタンドで
ユニフォームに着替える。
 そしてそのままスタンドからグランドに降りるのだが、小倉
球場は違う。
 一旦スタンドから外に出て「関係者以外は立ち入り禁止」と
いう区域に入るのだ。
 ここは薄暗い通路で、コンクリートの通路をカチャカチャと
スパイクの音を響かせて歩く。いいムードだ。
 そしてダッグアウトに出るとグランドが見えてパッと明るく
なる、この瞬間がたまらない!野球をやっててよかったと思える
瞬間だ。
 プロ野球選手達が座っているベンチに荷物を置いて、おもむろ
に試合前の練習を始める。
 例えば外野フェンス際をランニングしながら「ここに王がホー
ムランを打ち込んだのか」などと友人達と話しつつ物思いに耽る
のだ。
 練習が終わると現実に引き戻され、試合が始まるのである。

 
 
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (まみ)
2007-09-16 06:48:22
ダッグアウトから出る瞬間が小倉球場の醍醐味なわけですね☆
ドラマとかでよくある感じですね?^^
 
 
 
実際にそうです (こーじ)
2007-09-16 23:10:24
>まみ様
 プロが使用する球場は、観客席が建物になっています。というのも選手達の着替えロッカーやスタッフルームがあるためですが、普通の地方球場はそれがないので直接グランドに降りてダッグアウトに入るのです。
 だからプロ野球が使用する球場でないと、この醍醐味は味わえません。
 
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