女子チームパシュート、全くメンバー変更なしに誰も触れてない不思議


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20220216-0236

 北京冬季五輪12日目に大きな話題になったのはフィギュア
スケート女子シングルSPにドーピング疑惑があるにも拘わら
ず出場して1位発進となったロシアのカミラ・ワリエワについ
てと、スピードスケート・女子チームパシュート決勝で日本が
リードを奪いながら最終コーナーで高木菜那が転倒し銀メダル
だった事。

 特に女子チームパシュートは連覇がかかっていただけに、金
メダルまで残り数mでの転倒というのがマスコミ受けするネタ
になっていた。

 個人的にも残念な形ではあって清水宏保や勅使河原郁恵らの
元代表選手達が原因分析をしていたが、どのマスコミも触れて
ないのがメンバー変更をしてない事。

 4年前に平昌で日本が優勝できたのは3人が1本のラインを形作
り絶妙のタイミングで先頭交代を成し遂げるコンビネーションが
最大の武器だったのだが、4年の間に敢えて先頭交代をせずに後
ろから先頭を押して滑走するというスタイルがアメリカ男子が開
発し瞬く間にトレンドとなった。

 だから今回の優勝候補筆頭はW杯で3勝しているカナダだった
わけで、日本は挑戦者の立場だったというのを大会前から伝える
メディアは少なかった。

 チームパシュートは4人エントリーされているわけでメンバーを
見ると高木菜那&美帆姉妹と佐藤綾乃に押切美沙だったわけだが、
4年前は準決勝のカナダ戦で4人目の菊池彩花を起用し決勝は高木
姉妹&佐藤綾乃のトリオで戦っている。

 ところが今回は準決勝&決勝とも4人目の押切を起用せずレース
しているのだが最年少は佐藤の25歳で高木美帆は27歳、転倒した
高木菜那に至っては29歳と4歳年を取っているので疲労具合などを
考慮した場合に準決勝で押切起用すべきだったのでは?という声
を多くのメディアが降れないのは不思議だ。

 3人が見事なコンビネーションを形成し1本の線を作るワンライ
ン戦法は4年前は優れた戦法だったが、主力の高木姉妹が4年経っ
て衰えるという要素を想定しないといけなかったのではと思う。

 男子で連覇を達成したノルウェーは2人が入れ替わっているのを
考えると、4年間でまったくメンバーチェンジなしだったというメ
リットとデメリットに触れるべきではないのだろうか。

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