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東宝ロボットキャラの伝統を汲むクレージーゴン

 ウルトラセブン38話・勇気ある戦いに登場したのはバンダ星人
のロボット・クレージーゴンで、本来なら自らの星の資源を使い
果たしたバンダ星人が地球の車を強奪するために送り込んだのだ
が車を回収するステーションが爆破されてコントロールする者が
いなくなり暴走する。

 このクレージーゴン車を強奪するマシーンなのだが意外に強く
セブンのエメリウム光線や、アイスラッガーを受けてもビクとも
しないぐらい装甲が分厚い。

 最終的にセブンがミクロ化してエレクトロH弾の弾丸と一緒に
突入するステップショット戦法で、何とか倒した強敵だったわけ
だから恐るべしである。

 日本特撮界最初のロボットキャラは57年の地球防衛軍に登場し
たモゲラで、もともと遊星人ミステリアンの地下要塞を作る土木
ロボットだから機関銃やロケットランチャーの砲弾に火炎放射の
ような通常兵器では倒せなかったが橋の爆発に巻き込まれて動き
を止める。

 次に登場したのがキングコングの逆襲に登場したロボット・メ
カニコングでドクター・フーが某国からの要請を受けて建造し、
大量の核兵器を作れる物質エレメントXの採掘用だった。

 最終的に増上寺から東京タワーへと戦いの舞台を移しながらキ
ングコングと戦うが、激戦の末に頂上付近の高圧線に触れて落下
する形で大破した。

 つまりセブン製作時期以前に登場したロボットは共に敵キャラ
であり、本来なら作業用に作られたにも拘わらず意外に強いとい
う特徴を持っている。

 セブンに登場したロボットキャラは15話のキングジョーに始ま
り17話のユートム、38話のクレージーゴンの3体でキングジョーが
最初の侵略用・戦闘ロボットという事になる。

 ユートムは謎の地底都市の警備ロボットで複数存在するのに対
して、クレージーゴンは東宝ロボットの伝統を継ぐキャラになる
わけだ。

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