複数投手制という最先端を極めた仙台育英の栄光

 2022夏の甲子園は今日決勝が行われ、仙台育英が下関国際を8ー 1で破り悲願の初優勝を果たすと共に東北勢が遂に初優勝となった。  試合の詳細はコチラで記すとして仙台育英の優勝の要因は5人も の投手を揃えて全5試合で完投投手が1人もいないという新たな戦い 方を見せたわけで、ダルビッシュ有をはじめ菊池雄星に大谷翔平や 佐々木朗希といった凄い選手を輩出している東北の勢いが結実した 形になったと思う。  仙台育英といえば昭和の時代から東北の強豪だった一方、特に夏 は勝てない時期が続いていたが86年に東北の監督だった竹田利秋監 督が赴任しユニフォームも現在の慶應のようなデザインに変更する と89年夏に大越基投手を擁して準優勝。 . . . 本文を読む
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2020夏の甲子園・第14日

 いよいよ決勝戦を迎えるのだが絶対王者と言われた大阪桐蔭や 今春の準優勝校の近江に、昨夏優勝の智辯和歌山の姿はなく仙台 育英ー下関国際の顔合わせとなった。  地力的には5人の投手を擁する仙台育英が有利だろうが下関国際 には大阪桐蔭や近江に勝ったという勢いがあるので侮れないし、 仙台育英には東北勢悲願の初優勝という周囲の期待がプレッシャー となる可能性もある。  下関国際も古賀ー仲井の継投で勝って来ているのだが左腕の先発 ・古賀が準決勝では最短でマウンドを降りて仲井に負担をかけてい るのを考えると、決勝戦は1イニングでも古賀に長く投げて欲しい と考えているのではないか。  というわけで仙台育英より、下関国際の継投がどうなるかが焦点 だと考える。 . . . 本文を読む
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