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治してみせよう
SLE
※SLEとはステキなレディーがなるエレガントな病気である。

大親友、宝塚に来る

2006-06-30 08:30:05 | ☆日記・随筆☆
【前回までのあらすじ】
四捨五入がジュリアロバーツで無職に落ち込むucho。しかしアラビア人パピに六甲山(「むかぶとやま」ではない)の夜景に連れて行ってもらって元気が出てきた。(アライグマを見たらもっと元気になっていたところだ)

先日、読○新聞に私の投稿が載ったがうちの家は読○ではない。
だから大親友からその記事をもらうことにした。
「送ろうか~?」と言われたので「うちが取りにいくで~」と返事をすると、
「いかん! uchoは体のことがあるからうちが宝塚に行く!」と言ってくれた。
ちなみにこの大親友は京都に住んでおり、私たちは遠距離友情なのである。(注1)
さらにこの大親友、トリマーという素晴らしい職業についており、私の唯一のわんちゃん友達なのである。
だから私が「宝塚来てくれるならペットショップ行っていい?」と言ったところ、「おー! おー! 行こう!!」と快く承知してくれた。(こんな友人は珍しいだろう)

注1:京都~宝塚の所要時間は5400秒~7200秒。

大親友、宝塚に到着。
さっそくふたりでペットショップへ。
きゃ~わ~い~い~
ああ、わんちゃん。どうしてわんちゃんはそんなにかわゆいの??

しかも横にはトリマーの大親友。
私の分からない種類からわんちゃんの性格やらいろいろ説明してくれ、さらに感動。
わんちゃんを見るのがやはり癒しのひととき。
今まで悩みに悩みぬいていたのが嘘のようだ。

わんちゃんに癒されながらそのままふたりでペットショップの横のドッグカフェへ。
また新たなわんちゃんとの出会いを求めながら。

そしてふたりで語る。

「いやあ、最近ずっと無職なことに落ち込んでてさあ~」

「uchoちゃん、なーーんでそんなに働きたいの~?
仕事なんて絶対しんどいだけだって~。
私はやく専業主婦になりたーーーい」

えっ? そういうもん?

「私だって、はじめ正社員の面接だったみたいなんだけど、週5~6日で朝~晩までなんてぜーーったいムリって思ってパートにしてくださいって言ったんだよ~」

まじで!!

「uchoちゃんも専業主婦になって夫の金でこんな風にランチして遊ぼうよ~。
働くなんてしんどいだけだし、絶対そっちの方が楽しいよ~」

た、たしかに……。

私は何を思い悩んでいたのだろう。
よく考えたら企業に勤めるなんて大変なだけだよね。
とにかくお金を稼がなきゃなんて思って働いたって、本当にしたいことでもなけりゃ体や精神に負担をきたすだけ。

私が昔から専業主婦がいやなのは、全部家事をするのがしんどいから。
家事って大変だもの。
ということは……
今の私って超幸せ~♪♪

現在実家にいる私は全部家事をしていない。
洗濯はおばあちゃんだし(注2)、買い物・掃除・料理は母。
私はいつも料理がしたいな~と思ったときに自分の好きなものだけ作っている。

注2:うちのおばあちゃんは大の洗濯好きでいつも一人で洗濯したがる。
理由は新婚時代におじいちゃんに「洗濯がうまい」と褒められたからだ。
50年以上前のことだ。
おばあちゃんは障害者認定と介護認定を受けているにもかかわらず洗濯の時だけは元気だ。
さすがとても元気な難病患者の祖母だけある。
血は争えない。(過去の記事参照)

今私は好きなことを好きなときにして(勉強・料理・ブログを書く・わんちゃんをストーカーする)、マザーテレサのようにお返しをかえりみずプレゼントをしてくれる友達・先輩・後輩がたくさんいて、かっこよくて優しくて愛してくれて貢いでくれる彼氏がいる。
な、なんて幸せな生活を送っているんだ……。
私は何を思い悩んでいたのだろう。
こんな幸せな生活をわざわざ乱すことはないじゃないか。
無職の状態で一日中勉強していてもいつも「もっと勉強の時間がほしい」と思うくらいなのに。

人間って「ないものねだり」の生き物だなとふと思った。
こんなに幸せな生活を送っているのに、仕事をしていないことに自分を責めて今ある幸せに感謝することを忘れていた。
仕事をしていても自分の人生に満足していない人なんてどれくらいいる?
悩んでた私がバカみたい。
私は今人生が充実している。
今勉強が楽しくて仕方ないし、その勉強は将来仕事につながる勉強だ。
いくら私が頭が悪くても50年ほどこの調子で勉強すれば翻訳家になれるだろう。
そうすればやりたかった親孝行や友達にプレゼントをあげることもできる。
友人たちにはあと50年ほど待ってもらって、祖母と母にはあと50年生きてもらおう。
さあ、今日も頑張って勉強するぞ


【続かない】

あーやっと終わった。(と思っているのは私だけではないはずだ)