やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

ありがとう岩手山

2018-06-12 10:39:23 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

東北の名峰、岩手山2038m。深くてどっしりしている
大きな火山の山。百名山。
馬返し登山口からの標高差は1400m。
日本国内でこの標高差を1日で歩ける山って
そんなに多くない。

前々から
子供達を登らせてみたかった。
そして、
登った♪大丈夫と思ってたけど、大丈夫だった。

10時間の行程だった。

それだけでなく、わたしは、はーたんにはいつも、
母のお世話になっている大人の方々と接することも
大事なことだと思っている。
母がその方たちにどんなに感謝しているかを
見せることを、・・・
といいつつ
その母がいつものように一番楽しんで、
飲んだくれているところばかり、印象に残ってるかも


岩手山、いい山だった!
それ以上に、出会った人々が、あったかくて、
そのせいで、岩手山のことを大好きになってしまった。



夜行バスで盛岡駅に早朝着き、
みなさんと待ち合わせのときから子供達は
元気だった。金曜、スクールバンドの
放課後練習を終え、学校から帰ってきて、
宿題も済ませて、お風呂も入って
新宿から乗って、車中、しっかり寝ていた。

過去にキリマンジャロにご一緒したメンバーで
岩手県に住んでいらして、岩手山をホームのように
歩いていらっしゃる方がいる。
盛岡駅に車で迎えに来てくださった。
その方が仲間の方々を連れてきてくださったの。

思いがけない、初対面のみなさんの楽しく、
あったかいお心遣い。


馬返しの登山口で、豚汁をいただき。
その驚きと美味しいこと!!女性メンバーが1人で
用意してくださっていたの。
しかも全員のお弁当も。頭下がります。





花もたくさん咲いていた。



わたし、懐かしかったー。
日本の山は久しぶりだったし、会社を移籍して
海外の山中心になったら、季節をあまり感じなくなっている。
こうした季節の花たちにもずっと会っていなかった。(海外にもたくさんお花畑あるけど)
こういう感じ、懐かしいの。そしてうれしいの。



気温は高くないけど、湿気が多くて
汗たくさんかいた。土のにおいや、植物のにおいが
満ちていて。
それもとても気持ちよくて、
ほんと心が涙ぐむほど喜んでた、
やっぱ山楽しい気持ちいい大好き楽しい大好き
て!

ちなみに、今回、一緒に来てくださった
新しいお仲間の方々はこの岩手山常連メンバーで、
千回以上登ってる
とか
一日2回登る
とか
岩手山の後、その日のうちに姫神山も登る
とか
今年10回目とか20回目とか、
など、
「変態チック」で「仙人のような」な人々。笑

けど、おもった。
わたしもここらへんに住んでいたら、この
変態な人たちの仲間入り。笑

しかも、彼らは普段は一緒でなく、それぞれ、
単独で歩いていらっしゃるの!
それがいつも山で出会うから、顔見知りになり、
今日もあったね、今日はいないな、とか
そのうち連絡先を交換し、
お酒も一緒に飲むようになったとか。

そうしたメンバーが8名も集まってくださったの。
岩手山を愛してホームとする仲間たちと
一緒に歩くことができて、しかもみなさんの会話が
面白すぎて、ずーっと笑いつつ。






樹林帯を抜け、
岩場になると、子供達は、本領発揮。笑
列から抜け出てどんどん前へ。




曇りそらの間に青空が見えたり、
夏のような雲が現れたり。美しかったわ。








そして白根葵の大群落には驚いた。




もうあそこもここも覆うほど。


白いのも見つけた。



山頂の手前まで見えてきて
お昼にした。

手作りお弁当って、わたしなら、この人数分を作ろうなんて
思えないし・・・本当にありがたい

実は、歩いてるきからこのお弁当が楽しみで楽しみで。笑
とってもとってもおいしかった。幸せすぎ

山頂へ最後の登り。
ゆるやかな登りチームと、ちょっと急な登りチームに分かれ、
子供たちは当然、ちょっと急なほうへ。




だいたいこの二人、長野の風越山に五月に登ったときも
登山道じゃない急な斜面を行きたがったり、元々
この子らにも変態要素がある。笑
なので、この斜面でもふざけて四つん這いになったりしながら、楽しんで登っていた。


風が強かった。火口のふち。
キリマンジャロのミニ版みたい。









景色を眺めながら、冬にはこんなふうだとか、この斜面をのぼるだとか
あのルート、あの山、
あのあたりにはこんな温泉があり、など話を聞いた。





みなさんに、顔出しのことを聞くのを忘れたので
ここではご紹介しないけど、全15名くらいなのかな?で、全員で写真を撮った♪
みんないい笑顔だったよ~。
関東と関西からわたしの親しい家族のような大人たちも一緒に来て登ったよ!



お鉢もまわった。


地熱で熱い地面。


子供達は下山の時も「あと何分?」と一度も聞くこともなく
よく歩いた。成長だなあ。


子供達は一度だけ、この小さな雪渓で
手を貸していただいた。




上の石をはーたんが積んだ。







ゴールした後のみんなの笑顔のガッツポーズの
集合写真をご紹介できなくて残念!
ほんといい顔してる。

7:00に出発して17:00ゴール。


このあとの温泉、ステキな宿泊、みんなで宴会
翌日の小岩井農場と、盛岡の名物の美味しい麺の
ご紹介編につづく。笑

全然予定してなかったのに、
思いがけず初対面の方々に車で連れてってもらえたの!
はあ、あの岩手の言葉のなまりのあったかさよ。
好きだ。
人の繋がり、山のご縁を
かみしめるよね。




撮影は全てiphoneX。
















post a comment