やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

女子たち男体山登拝で修験と観音浄土とポニョちゃん その2

2017-06-13 11:14:18 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記


男体山の表参道往復はかなりの標高差だし、
「ここ登れたら富士山登頂の確立は80パーだよ」って子供たちに伝えたら
「あとの20パーは?」て聞くから
「高山病」って教えたら、それを十分理解してくれてた。
繰り返しわたしたち富士山登頂率80パーだよねって言ってた。笑。

出会う大人たちもみんな、富士山は大丈夫だねって言ってくれた。



しかーし。厳しい登りだった。体力的にも、たぶん精神的にも。笑



二荒山神社中宮祠で受付をして(大人500円、子供300円でお守りももらえる)
そのお守りを首にかけて出発♪






この登山道は3合目~4合目以外はすべてほぼ直登。

それでも出会う方々に励まされ、冗談を言ったり、
飽きないようになぞなぞをしながらなんとか歩く・・・

途中、中禅寺湖が見えていたり、シロヤシオの花も咲いていたり、
お天気が素晴らしくて、励まされた。








5合目の休憩のあと、小さな女の子がパパと追いついてきた。
ポニョみたいなかわいらしい麦わら帽子の女の子。
(たぶん、この時点で四年生のこの先輩女子たちはギョっとしたはず。笑)
ちょっとペースを上げて、引き離しにかかっていた。笑

こんなちっさい子に負けてたまるか
って闘争心に火がついたと思う。

でも、このポニョちゃん、すごいの。笑
トコトコトコトコすごい勢いで追い上げてきて、あっというまに追いついてきた。

後ろの女の子がポニョちゃん。6歳、一年生なんだって!

あまりにすごい歩きなので話を伺うと、すでに百名山22座おわってるらしい。
これまでの山々の記録をテープにつくってもらって首にかけてた。すばらしい!

6才の小学一年生・・・スーパー一年生だっ。

で、ポニョちゃんはさっさとお姉さんたちを追い抜いて行ってしまった・・・
そして上からかわいらしい無邪気な声で
「お~~い、こっちだよぉ♪眺めいいよ~」
「〇〇ちゃんもうここまできたよぉ~~おーーーい」
って。

この後の小4女子たちのテンションの低さといったら、笑いがでるほど。
ほんと、むき出しだったわ。
素直な気持ちをわたしにいろいろ教えてくれた。

そうなんだなあ、ってわたしも感心するほど
このお姉さんたちはたぶん、自分の自尊心とか自信とかにふれる
いろんな感情と闘っていたにちがいなかった。笑
「おおおおい♪こっちだよぉぉぉぉぉ♪」って上からかわいい声が聞こえるたびに
凍り付いていた。笑。


それでもポニョちゃんにお菓子あげたりしてたからえらいよね。笑。
うちももらったし。

いろんなすごい子に出会えたり、いろんな感情を抱きながら
登ることも、また経験として、いいことだなあってわたしは思ってる。
修験だ・・・

とにかく、それでも、3人はがんばった。
下りる?って聞いても、下りるとは言わなかった。
(でももしかして、もう山は行かないとでも言いそうなほどテンションは低かった)
黙々と歩いていた。



樹林を抜けて見晴らしがよくなると、子供たちは
「絶景~~っ」って叫んでいた。気分上がらないわけないよね。がんばったご褒美だ。



3人とも本当によく頑張って歩いた。
登り4時間弱だった。

笑顔でハイッタッチしたあと↓笑。


でもすぐに立ち上がり、奥宮で参拝。3人ともここでも
丁寧に手を合わせ、お辞儀して、お参りしていた↓ね。


そして360度の大展望を楽しみながら昼食。
この喜びがあるから、また苦しみを乗り越えて山頂を目指す・・・









いっぱい笑顔が見れてよかった♪
道中で出会った大人の方々ともハイタッチ♪たくさんの励ましをありがとうございました。

勝道上人が782年に苦難の末にこの男体山に登頂し、
山頂に祠を建てたらしい。補陀落、観音浄土と言われる美しい山頂を
わたしたちも満喫した♪1時間近くいた。







私たちよりもっとゆっくり登ってこられた男性たち(途中何度か出会ってお話しした)に
「遅っ」と生意気にも言ってた

最近、下りには自信をもっていたはーたんだけど、
やっぱり長いので大変だったみたい。
小岩ゴロゴロのところや、大きな段差、
それでもいいペースで歩けるようになってて、
すごい成長ぶり。歩けるようになったなあって思うわ。


途中岩で遊んだ。

それからいろんな大人トークした。笑
将来どんな仕事がしたいかとか、結婚は恋愛がいいかお見合いがいいか、とか。
3人とももちろん恋愛希望、そして何歳くらいで結婚したいとか、
何歳からはオバサンと呼ばれるとか、どんな仕事したいとか、相手には
どんなことを求めるとか、笑、
それぞれのほのかな(しっかりした)夢があり。
ただ、Mちゃんが
「でもね~~、どうせ好きな仕事をしても結婚して子供産んだら
やめなきゃいけなくなるからね~~うーん
って。ウケたわ~。
現実的すぎ。そこにはーたんが
「大丈夫だよ、シルバーサポートさんやベビーシッターさんとかに頼めば」って。笑(わたしのことか。笑)





ハルゼミもたくさん鳴いていて子供たちを励ましていた。

無事下山してまたハイタッチ♪下山は2時間半くらいだったかな?

山頂でもハイタッチしたカップルの方に(下りも途中一部一緒だった)
声をかけていただき、写真を撮ってもらった。一緒にも撮らせていただいた

明るくて楽しい人たちだった。またどこかの山で会えますように♪ありがとうございました。



山ではすてきな出会いがあり、子供たちもそれぞれのママたちに
お友達ができたんだよ~って伝えていた。

山頂では白人の若い男性に英語で話しかけられ、すてきな双眼鏡をもらったの。(理由は省略)
英語で話してて、子供たちは「なんで?」「彼はママのことが好きなの?」って。笑
そうなんだよね~きっとママのことが好きなんだわ~♪その双眼鏡では北アルプスの山々が超よく見えた。






このあと日光の補陀落本舗さんにまた立ち寄り、社長さんに再会。
ジュースやアイスクリームをごちそうになった。
アイスクリームがお皿で出てきたときには3人、大歓声だった!ごちそうさまでした~。
補陀落本舗さん→クリック
和菓子、本当に上品な甘さ。わたし、今夜から広島に帰るので和菓子の大好きな母に
羊羹のお土産を買った。(15日から広島ツア♡)


帰りの車では3人とも、一睡もすることなく、(朝は東京を4時過ぎに出て7時から歩き始めた)
キャーキャー笑いながらはしゃぎまくっていて楽しそうだった。
夏は北アルプスや富士山に行けるかなあ~~~




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