やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

心に残る旅を

2019-04-23 09:41:11 | おもう。

お客さんの女の子が
ハガキにして送ってくれた
わたしのナミブ砂漠での写真ハガキ@Namib Desert

これではわからないと思うけど
マットな色でおしゃれなの。なんて
ロマンティックな景色かしら・・・・
わたし、靴を脱ぎかけ?みたいだけど。笑
(実際の写真ハガキは画質も綺麗で
色合いがとてもすてきなの)

うれしいです。

*

台湾・南湖大山登頂ツアは先週の
地震によって中止になってしまった。
いまごろ、台湾にいたはずなの。

台湾の国による入山禁止では仕方ないけど。
残念しかない。
早くから親しいお客さんたちが集まってくださっていたし
楽しみだったの。
一緒に美しい3000m峰縦走が・・・・と

台湾ではこれまでも結構天気にやられてる、
それでも悪い印象ない。

ため息よ~。

*


あいた時間があると、急に見えてくる
この週とこのあとの10連休。
いろんなたくさんの方々から、山や飲み会や、笑
企画を楽しみにしていますと
嬉しくありがたいことじゃ。

わたしはというと、
あぁ、日本にいるから保護者会に出れるわ、
とか、
部屋の大掃除・模様替え・衣替え・など
日頃手につけれかったことがやたら気になるわぁ
園芸やら、ウクレレやら、読書やらまずは落ち着けっ、
とにかく落ち着こう。落ち着かねば!と焦っている。笑
自分の山歩きもしたいしとか、
うぁーーーーーって
いろんなものが押し寄せてきてて
それはまた果てしない気分。わかる?笑

*

昨日(月)は会社(西遊旅行・神保町)でわたしの9月のバスク・スペシャルツアの
資料作りに没頭していた。
集中を使い果たして、家に帰るとき、
帰りの電車の中の白い人。薄い人。魂ぬけたひと。幽霊みたいな人、のわたし。
でも、会社で働くみんなすごいね。笑
いっこに集中するのも大変なのに、いろんなことを
こなしているの、尊敬するわ・・・
夫にも言ったらそんなん当たり前、みんなやっとるわって。笑

そしたら家に帰ったら、
はぁっ、ビール、プシュッてあけて
ぼーっとしていたい。笑。よね?ごはんも出てくるっていう。

けどそうはいかないわけよ。朝できなかった洗濯機をまわす、
はーたんのと、夫のとごはん作る。
キッチンで飲みつつ、はーたんの話も聞きつつ、
おかずを作っていくわけ。長い夜よ。笑
さっさとはできないんだよね、わたし。
急ぐとか、とりあえずは楽しくないもん。
だから、ちょっとずつやるの。

はーたんが、おなかすいたから留守番中に
インスタントラーメン作って食べたよって教えてくれて、
えっ、昨日もじゃん!て。
だめだよ、体に悪いしって・・・・またため息。
作るならもちょっと、体にいいものをと
自分勝手なことをおもうわたし
冷蔵庫にもおかずとか朝から作っておいていたのに~とか。

ときどき、わたしは「はあ、なんか疲れた」とか言いながら
すみれちゃんをなでなで。「疲れたよぉっ」
と。それを10回くらいは繰り返す。あ、
はーたんのこともなでなでして、「あれ、見ない間(この数時間で)
背、伸びた?」とか言う。笑
疲れたーって言いながら
うちのバーカウンター(赤いバー使用椅子・白いカウンター)に座って
「でもやめれないよね」と思ったりするの。だって
考え続けてるの。先のこと。
そして、今日会社で作ってきた
バスクの資料を読み直すの。

*

すごいなあって思うの。

このツア。笑

去年、五月、サンチャゴの完全踏破の第一回目ツア(フランスからスペインへ
ピレネー山脈を歩いて越える)で
たまたま出会ったお客様たちとガイドのイヴァン。
鮮やかに思い出される、色と味と、彼の教えてくれた
世界の鮮やかさ。

歩きながら畑からもぎとる野菜の新鮮な甘さ。

お客さんとイヴアン

こちらが
今回ツアを依頼してこられた女性。↓

こんなにも心に残せるツアを
わたしも作れたことがうれしい。彼女の中では
完全踏破第二ステージに進むより
もっとここで知りたいものが生まれたのだから。

そして精神性豊かな彼の世界を引き出して、
自然と調和してくことがこの旅の醍醐味なの。
これをどうやってお客さんたちに伝えるだろう、と。

この9月のツアのタイトルは「バスク地方とピレネー山脈」

副題は
ガイド・イヴァン&上山仁美と行く 巡り合いの巡礼路
とした。
上山仁美って別にいらんけど、笑。でも、
わたしだから彼から引き出せるものがあるって自信もっていえる。
彼から見習いたいものや
彼の世界が理解できるんだもん。

巡り合いの巡礼路という言葉は
このお客さんから出た言葉なの。
この精神的な感覚的な感動。

改めてピレネー山脈を思った。



とても澄んでいる。
大事なことは、地球規模の大自然と歴史と
人間の歴史と文化が美しく共存していること。






ヨーロッパのカウベルのカランカランっていうあの響き、いいよね~


(写真はわたしが撮影した、
西遊旅行の夏のピレネーのツアとサンチャゴ完全踏破のツアのもの)

歩きも結構なかなかのもの(歩きごたえある)になっている。

一日13キロから21キロ、標高差も1000mくらいは毎日あって、
多いときは1700mだったり、距離が21kmだったり。と思えば
ちゃんと穏やかな日も余裕もある。イヴアンのツアだから安心。
コースは日本の一般的な会社のものとは違ってて、彼の
ドラマ性が強く込められているので、すごい期待。
バスク地方のことと、ピレネー山脈のもっとも美しいところが
盛り込まれている。
九月は夏の観光ピークが終わり、静寂に包まれていて
空気はより澄んでいるとのこと。星も月もより美しく、
その中で
心は安息し、自然と自分がつながる、って彼は話している。
詩人みたいでしょ~。彼との仕事は詩を訳す感覚なの。

そこがわたしがみなさんに伝えたいところなの。
ご希望の方には資料を郵送させていただくのでお知らせくださいね
ガイド・イヴァン&上山仁美と行く 巡り合いの巡礼路
「バスク地方とピレネー山脈」
2019年9月10日(火)~20日(金)11日間
スペイン・ピレネーの最も美しい町、フランス側の最もラブリーな場所、
人々の暮らしと文化に触れ、そびえる高い山々、滝、湖、国境のトレイル、
を歩きます。ホテル泊と一泊は山小屋泊。
ここだけの話、彼のバスクのお宅も訪問するの。内緒ね。

よろしくお願いいたします。
(宣伝っ。笑)