やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

伯耆大山 父と娘

2019-04-18 12:47:34 | 山旅(国内)


先週の日曜日は天気予報通り
雨。
久しぶりにはじめから雨の中の
登山をした。(鳥取県・伯耆大山1729m 百名山)

雪なら良かったのに

カメラ(一眼レフ)を濡らしたくなかったので
写真はほとんど撮ってない。
だいたい、撮りたいような景色がこれほどないのって。笑

景色で印象に残ったのは2回だけだった。
1回目はこれ、上鶴さんが休憩の時、上を見上げて
毛細血管と言った。

毛細血管、たしかに。




上は相当風が強いので、どこまで
いけるかなっていう問題だった。
樹林の中はただただ、雨。
雨の登山が楽しい時もあるけど、
この大山の登山道は単調なのよ。木の階段や
整備されてる感じ。
なので、この山は夏より、雪のある
冬が好き。

3合目より上から
半端な腐れ雪が。でも、いい練習ではある。
けど、正直、そんな面白くなかったよ。笑
写真も撮りたいほどの景色もなく、笑
6合目の避難小屋に着いた。
このあたりからやっと、景色が広がり、
風がときおり、非日常的強さになり
ワクワクしてきた。笑

上を目指してもどこまで?て感じで
男性3人がもう下りるって
3人とも!

しかーし。
そのうちの一人の娘さんだけは、
もうちょっと行きたいって
彼女(あーちゃん・仮ニックネーム)は登山経験はほとんどなくて、雪の上は初めて。
お父さんに連れてきてもらったの。

それで、私があーちゃんと二人で登ることにした。
行ってきまーす
て、上鶴さんと男性3名に手を振って
上に向かって歩きはじめた、そのときが、その日の
伯耆大山登山の中で1番ときめいて
ワクワクして、楽しかった瞬間だったの、わたし。笑


そして、さらにら急斜面になり、何メートルかなあ
両サイドは三メートルくらいの幅の雪の尾根を
のぼるんだけど、風がすごいきついから
雪山初めてなのにピッケルで耐風姿勢とか
教えながら進んでたの。
あーちゃんは、歩きにくそうだったけど、
わたしが振り返ったとき、
景色を後ろにその雪の尾根の上に立ってるあーちゃんが
かっこよくてかっこよくて、
ほんとーにそれも最高のけしきだった。これが
景色の印象、ふたつめね。
そこでも雨降ってたから
カメラを出さなくてほんとに残念だったけど
少し下であーちゃんの写真をどうしても撮りたくて、笑
(だって初登山だもん)
斜面で撮らせてもらった。

お父さんに自慢すべき一枚だと思うよ、て思ったの。
ここではアップしないけど。



景色も少し晴れて見えた。

そのうち、あーちゃんもあまりに
大変だったみたいで下りることにしたんだー。

そんなわけでみんな山頂に行けなかった。
伯耆大山で山頂に行けなかったのはこのときが
私にはたしか、たぶん、
初めてだったけど、他の人たちもみんな8合めぐらいから
下りてきてたようよ。


この日の終わり、
この父娘と、お別れしたあと、パパから
お礼のメールをいただいたの、

パパは、40年ぶりの三徳山三佛寺に行けたこと
娘さんに見せれたことが嬉しかったって。
そして、
娘が自分を越えて行く姿を見れて嬉しかった」と
書いてくださったの。
あー、わたしの今回のドラマはここだな
て、思ったわけ。


それで。感動が2倍になった、
心から出会いに感謝。

もちろん、他のいつものメンバーにも。
わたしのボーイフレンド3号、笑、人間ウィキペディア、
いつもいつも、感謝しかない。



伯耆大山山麓の
大山寺阿弥陀堂、さすが
貫禄を感じて美しかった。たしか、室町時代と
鎌倉時代の様式が見られる建築だった。











御茶ノ水駅についた。笑
駅よりぽち。
へんなとこがあったら帰りになおそう。

今日は初夏を感じるね!!!!

半袖一枚で大丈夫だー。