長い19日間のツアを無事に終えた。
歩く旅は大変なことが多い分、感動がとてつもなく大きい。
去年10月のアンナプルナ内院(4200mm)
11月のゴーキョ(5360m)&レンジョパス(5360m)越えツアにつづき、
今回はカラパタール(5550m)トレッキングツア。
去年の8月からキリマンジャロ4回とネパールに繰り返し行っている
わたしは、
高度に慣れてきて5000mの標高でも地上とそんなに違いを感じないほど・・になってきた
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体ってすごいよね。順応していくものなんだ。
わたしの目標はみなさんになるべく元気に
「登頂」を達成していただくことなので自分が元気じゃないと話にならないんだけど。
このトレッキングは13日間(13泊)ロッジに泊まりながら、エベレストベースキャンプ近くの「丘」まで
登っていく、かなり果てしない旅。
丘といっても標高は5550m。でも周囲の山々の中では丘にしか見えない。
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プモリ7161m前の茶色い丘、カラパタール
で、この場所はエベレストがすぐそこ。
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ちょこちょこっと行けるんじゃないかと思うほど、すぐ、そこ!目の前。
実際には私たちを寄せ付けないような気高く神々しい雰囲気。
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クーンブ氷河に白い山々。
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この絶景のために、日々、高度順応しながら歩いていくの♪地球の果てしなさを感じながら。
自分の体におこる高山病の症状と向き合いながら・・・
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*
今回は2年前に一緒にネパールを歩いた3名の方、
キリマンジャロやニュージーランドを歩いた1名の知っている方々が入ってて
そのご縁がありがたく、深く、共有できる時間をとても大切に思った。
また思いがけず、現地のガイドさんたちと再会の場面も何度かあって
世界の小ささをまた思った。
山をやっていると日本ででも、世界ででも、偶然再会できる確率が
高いと思うの・・・♪
お客さんはだいたい私よりひとまわり年上の方々だけど、
中でも少年少女そのままだなあて思う方々がいる。
60代前半でもやんちゃな男の子としか思えないような方もいて
とっても印象的で、すてきだと思った。
めっちゃ元気だし、体も鍛えていらっしゃるようだし、
無邪気な感じとか新しい世界にすぐになじんでいってるご様子とか。
標高5000こえても、雪とか丸めてスタッフに投げてたし。笑
感動をそのまま表現する女性たちも
女の子たちだなあって思うし、かわいらしいと思った。
おそばにいるだけで、元気をもらうわたしのほう。
あ~楽しいなあっていう言葉をなんども聞いて
ほんとにわたしも嬉しく楽しくなる。
78才の方だって、ご自分では衰えとかおっしゃってるけど、
人生の時間の流れが逆なのではないかと思うほど
若々しい。
自分もその年にそんなふうにいれるのかと思うし、だいたい
そこまで生きているのだろうかとまじで思う。笑
年齢にかかわりなく、魅力的でやんちゃなみなさんとご一緒できて
本当にありがたく幸せだった。
*
この旅の最大のみどころのひとつ、ヒマラヤひだ。チュクン4730m付近の場所よりのぞむ。
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すごいよね、この大自然の職人技。
7000mにはしごをたてて、描きこんでいった誰かがいる・・・に違いない。
この日はヌプツェ7855m、ローツェ8516m、ピーク38 7591m、アイランドピーク6160m、チョーポルー6711m、マカルー8485mなども目の前だった。
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青空と白のコントラストがまぶしく美しい。
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トレッキングの旅はカトマンズから国内線でルクラ(2820m)に飛ぶところから始まる。AM6:00
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ルクラの小さな飛行場。登り坂の短い滑走路。
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ナマステ~
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私たちの荷物を運んでくれたゾッキョ
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後ろの山はアマダブラム6312m、マランプラン6573m、カンテガ6779m、タムセルク6608m
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アマダブラムもすぐに登れそうな近さ。笑
懐かしいゾッキョやヤクについているベルの音
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ある日の景色。風が強かった。ディンボチェ4343mの村へ
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ロッジにかざってあった映画の俳優たちのサイン
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トレッキング8日目。11名のお客さんたち全員登頂!の快挙。5550mカラパタール山頂。
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今回の旅のガイド陣とシエルパ族の女性
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黒っ!!わたし。
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よく、キリマンジャロとどっちが大変かと聞かれる。
今回のお客さんたちは、カラパタールも標高の高いところに長くいるので
きつかったと言われていた。
どちらにしても、
しっかり歩きこんで鍛えてこないと厳しい世界。