「オーストリア編(2010年)」です。
昨日、「アベンシスヴァーソ」がタクシーに多用される話を書きましたが、他に商用車としての利用が多いのが、こちら。
トヨタ車の「ハイエース」です。
と言っても、日本での「ハイエース」とは別の車ですね。
その正体は、国内の「グランビア」をベースとして、各種装備を簡略化し、コストを抑えたもの。
ヨーロッパにおいて、このクラスのライバルメーカーはVWやルノーあたりになりますので、当時の「ハイエース」よりも基本性能に勝る「グランビア」を選択したのは賢明な判断でしょう。
一方、現行の「ハイエース」なら、世界を相手にしても十分に戦えると思いますね。
デザイン的には、日産の「NV200バネット」のようなものがウケるのかも知れませんが、ジャパンテイストな「和の押し出しの強さ」で勝負をかけて欲しいなと思います。