村上春樹の新刊やっぱり売れているらしい。
先日も知り合いに、最近どんな本を読んでいるか、たずねたら
二人ともこの本を読んでいたのにはビックリした。
かくれ村上春樹ファンというのか、もともと人気があるのかわからないが
私の思っている以上に人気があるんだな。
そういう私は彼の本は9冊くらいしか読んでいない。
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」上・下、
「ノルウェイの森」上・下、「ダンス・ダンス・ダンス」上・下、
「ねじまき鳥クロニクル」一部、二部、三部。
思いつくところでは、そんなところかな。
それ以外にもいくつかの短編を読んだ記憶があるが
細かくは思い出せないし、モチロン手元にもない。
それにしても彼の作品はやたらと上・下巻とかが多いなぁ。
購買者に2冊分買わせようという作家と出版社の姑息な策略かな。
売り上げだって2倍になるわけだしな。
村上氏は作品の中でもヘンに正義感をふりかざすところあるから
あながち当たっていたりして・・・。
しかし、この中では、圧倒的に「世界の終わりと~」が良かったなぁ。
この本を読んでいるあいだはどんどん異次元に連れていかれました。
私には、すごくいい感じの読書体験だったのを覚えている。(20年位前かな?)
久しぶりに村上春樹の本を買ったのはタイトルに惹かれて買ったわけだが、
もちろん私の大好きなランニングのことが主軸になっているものの、
かなりの部分をこの作家の創作上の秘密や過去の歴史などが赤裸々に書かれていて
「へー、作家ってこんなもんなんだ」というのが理解できるところも読んでいて楽しい。
まだ、全部を読み終えていないけど、多分明日には終わっちゃうんだろうなぁ。
本日は武満徹の「未来への遺産」を聞きながら書いてます。
1974年の作品だから33年前の作品か、時間が過ぎるのは早いなぁ。
NHKの番組も素晴らしかったなぁ、たしか語りは佐藤慶じゃなかったかな。
もう、このCD聞かないからブックオフかどこかで売ろうとしたら
ナ、ナーント!アマゾンで¥9000で売られているじゃありませんか。
もったいないのでオレも何とか頑張って売ってみよう。やり方知らないけど・・。
最近はタンジェリンドリーム、ピンクフロイド、カン、武満徹とプログレな感じです。