いやあ、本当に驚いた。
あんな普通の店であんなに美味しい蕎麦が出てくるなんて。
これまで栃木中心で40店近く回っていると思うが恐らくナンバーワンだと思う。
場所は詳しく書かないが那須塩原市の『胡桃亭』という店。
国道沿いのあまり静かとは言えないような場所にあるが別に良い蕎麦粉と腕の良い職人さんが居ればどんな場所だって美味しい蕎麦は出せるという典型のような店だ。
まあこれまでも山奥とか蕎麦畑の真ん中とかロケーション的に最高の場所でも色々な蕎麦を出された思い出もあるし、やはり作り手の問題は大きいと感じていたが今日ほどそれを強く感じた日は無かった。
大胆さの中の繊細さ、動の中の静とでも言おうか見た目は非常に上品に仕上がっているのに一度口に含むと蕎麦の香りが強く立ち舌には独特の甘みが伝わってくる。普段は一口だけ汁を付けずに食べてみるのだが今日は半分ほども汁を付けずに味わってしまった。写真を良く見て頂くと解かるが粗挽きと細かく挽いた粉がブレンドされ甘皮なども絶妙に残されていて1本の蕎麦の中に職人の意気込みが感じられる十割蕎麦に仕上がっている。
汁も主張しすぎず蕎麦の香りを残す絶妙な出汁加減で素晴らしかった。
最後に蕎麦湯が大きな急須で出てきたが蕎麦がたっぷりと使われており何とも嬉しい限りの物だった。自分たちは比較的開店と同時に店に入ることが多いのだがせっかく旨い蕎麦を出されても最後に白湯のような蕎麦湯が出てくることが多く非常に残念な気分になることも多かったのだ。
8/20、世間では海の日で祭日、気温は32℃とかなり蒸し暑い日だったがせいろ2枚を食べ爽やかな気分で店を後にする事ができた。
梅雨も明けTVでは鰻の画像が流れるようになってきた。
去年も同じ考えで行ったのだが『人より先に』ということでまだ釣れているという話は聞こえてきていないがうなぎ釣りへ。
夕方、シーバスのライズが出そうな雰囲気の中、自分の持っている投げ竿3本を総動員してぶっ込んだ。
薄暗い時間帯はベイトがざわめくだけだったのだが完全に暗くなってからはシーバスが入ってきてしまいライズからボイルに変わって夜中までおさまらなかった。こういう状態のときにうなぎからの当たりが出たためしはないのだがせっせとエサ替えを行いながらその時を待った。
夜中1:00(普通こんな時間まで釣れない時はまず可能性は無いのですが・・)
それまであった小さな食い逃げ系の当たりとは明らかに違う力強い当たりが出だした。
投げていた中で一番柔らかい竿は大きくお辞儀を繰り返し完全に針掛かりしていますよというサイン。
竿を手に持つとグイグイと力強い躍動感が伝わってきた。
70cm級は間違いないかと思ったのだが半分ほど巻き上げてきたところでフッとテンションが抜けてしまった。ハリスが切れたかと思ったが単純に針が外れただけだった。
残念!針がちょっと小さいかも知れませんな。
そしてそれから10分ほど今度は一番硬い竿が引き込まれた。
今度も大きそうな感触。
でもどこかうなぎとは違うような魚っぽい引き?と考える間もなく次の瞬間沖に向けて猛ダッシュを掛けられてしまい今度は完全にハリス切れ。どうも鯉だったのではないかと思われるが今の状況では何でも釣り上げておきたかったかも。当たりが少なかったのでハリスを細くしていたのが裏目に出ましたな。
2:00を回るとさすがに当たりが出なくなってきてしまいTheEND。
朝、シーバスを狙う予定だったが疲労がピークとなってしまい予定のポイントまで行って寝過ごしてしまった。
それにしても今回の2回のバラシ、去年の反省が全く反映されていませんな。フロロの高額ハリス買ってこようと思います。
NビタさんのHPでアジが釣れているというので早速行ってみる事にした。
なんでも20cmから30cm近いものまで入れ食いらしい。
アジといえばあそこ、これまで色々とアジポイントはあったのだがそこいらじゅうが立ち入り禁止になってしまい自分にはもうあそこしか残っていないのである。
今回は夕方と翌朝にアジを釣り、夜はシーバスという計画なので先ずコマセを調達してから釣り場へ向かった。
釣り人は6人ぐらい、でもまだアジが釣れている様子は無い。
薄暗くならないとダメなのか?と思いながらサビキを海へ。
浮きが立たない?
その後はもうアジならぬ小鯖の猛攻にあいノックアウト寸前。どうりで周りの釣り人が浮きを引き上げているわけだ。
その後暗くなってさすがに鯖はどこかへ行ったようでポツポツと小鯵が釣れだしたが10匹で終わり。
予定の時間になったので、シーバスへ切り換えた。
ポイントを大きく移動すると先行者1名、さて釣れたのだろうか?
下流側へ入り第一投。
着水と同時に水柱が立ちグイグイと勝手に魚が掛かってしまった。
47cmのフッコ。
ライズは無いのだが活性は高そうなのでしばらく粘ると2時間の間に3回のHitがあったのだがへたくそなため3匹ともバラシてしまった。内1匹はスズキクラスではなかったかと思われるがあのパターンのときは掛かりが浅いんだよね。
そして、朝3時、またアジのポイントへ向かう。
コマセも半分あるので今度こそという気持ちだったのだがこれまた明るくなるまでアタリなし。
夕方あれだけ居た小鯖さえ釣れてこない。
そんな中良い当たりが1度だけあった。
中アジを期待して慎重に上げてみるとなんとワカシであった。
周りでもルアー小僧たちが沢山来ていてポンポンと見ているだけでも気持ち良いほど釣りまくっていた。ルアーは小型のワームですな。ワインド風にスライドアクションが決め手のようで釣れる人と釣れない人にかなり明確な理由があるように見えた。
そういえば昨日の夕方、沖で見たことも無いような大きな鳥山が立っていた。
小鯖かイワシかが突き上げられそれを海鳥が空から襲っていたのだが大きな魚が入ってきたのかもしれない。
夏到来ですな。