最後までいろいろ

2022-12-20 23:57:43 | テレビ番組
前回の続きであります。

【最終回「報いの時」後編】

・「いよいよクライマックス。いよいよ大詰め。舞台に立った全ての者がツケを払う時が来た」。こういう時、『ボトムズ』の次回予告は便利。

・義時に近づき、まんまと手に入れた妻の座。しかし、向かい合ってくれないわ、比較されるわ、子は後継者になれないわ・・・毒盛るのはやり過ぎにせよ、のえは相応の報いを受けています。

・泰時「新しき世をつくるのは私です」→「腹の立つ息子だ」と言いつつ、すごく満足そうな義時。

・完成した運慶作の仏像。予想以上の異形でしたが、運慶が見た義時の姿はこれ。

・義時と義村のサシ飲み。だまされて本音をぶちまけた義村に、今後を託す義時。襟はさわらず。

・仕返しは「あれは嘘だ」→「早く言って欲しかった~」・・・本当に信じていたんだ。

・「御成敗式目」を制定する泰時。ナレ「これにより泰時が政治を行う間、鎌倉で御家人の粛清は一切起こらない」。

・最終回恒例の回想シーンから「13人」、そして「待って」。最後までいろいろ仕掛けてくれます。

・尼将軍曰く「嘘つきは、自分がついた嘘を覚えておくものよ」。肝に銘じておきましょう。

・元仁元年(1224)6月13日、北条義時没。今作では盟友が手配した毒を妻に飲まされ、姉にトドメを刺されるというおよそ主人公とは思えない最期。まあ残念でもなく当然。

・一方で義時を解放できるのは死のみ。政子の行動は頼家の件に対する怒りもあるだろうけど、それ以上に慈悲だったと思います。

・3作続いた月曜大河レビューは、いったん終了。知ることのおもしろさと、表現することの難しさ。次は何でやれるやら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする