大魔神カノン 「苛恩」

やー、さすがにこのカノンちゃんのネガティブ思考はスゲーなぁ、悲劇のヒロイン気取りすぎだな～。

というか、嘘つかれたからって自分のピンチを助けてもらったし…つか代返程度じゃ弱い気がするんだけど、もっと酷いことに巻きこまれたならともかく…その嘘を教えてくれた二人は心配してくれてるし、飛び出したのは自分だって悪い、急いで行ったバイトで仕事がなくなってるのはシンドイけど、バイト遅くなる理由は自分だし、チーフも謝ってるし悪いことが重なる時だってあるワケで、それだけでココまでの思考はちょっとね…っていうかココまでかわいくないのホントにどうなのよ？

そう、嘘つかれたけど単位落とさずにすんだ、チーフのシフト調整のおかげで仕事に穴をあけずにすんだ、という二面性はあるにはあるんすよね、結果オーライというかやっぱり考え方の違いの範疇なんすよ。

なんにしても、見つづけるのは間違いないけどちょっとシンドイ。

てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡

原作は未読。
原作本のいいとこどりなのか？なんというか、脚本にぶつ切り感があったかな～。
あとは詐欺の場面、あの詐欺師はアレで儲けられたの？その辺不動産のことは詳しくないんでどうやって儲けたとかワカランかったんすけど、有名になったからっていやがらせだけであんな犯罪を犯すとは思えないんすよね。

とはいえ、よくなかったってわけでもなくて、かなり面白かったし考えさせられたし、珊瑚の産卵シーンはやっぱりジーンときちゃったし。

岡村隆史は思ったよりも悪くない、よかったとは言いきれないけど、主人公の人間性をかなり表現してて決して悪くなかった。

松雪泰子はいいすねぇ、彼女でピシッと締まったのは間違いないんでない？ああいう奥さん理想だね。