酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

ダンボール置き場から その2

2012-06-11 09:19:26 | ああ宮城県な話
昨日、やはりダンボール置き場におりました酔漢。
「この絵なんだべ?」とよくよく見ますれば「大崎平野」の文字。
「やっぱすぃ宮城の米だったんだな」と。
しかしながら、そのお米の名前は知りませんでした。
「雁音米」(かりおんまい)と読むようです。
いったいどんなお米なのか。銘柄米ではなさそう。
調べてみました。
まずは、下記の映像をご覧ください。

雁音米-もう一度問いたい。人間として、大人として。


米袋が大きな声で主張しております。
「わたしたちは大崎の百姓です」
百姓という言葉は放送禁止用語となっております。
ですが、米袋には堂々と「百姓」の文字が書かれております。
その言葉には、農家の自負と誇りが聞こえて来るようでもあります。
HPにアクセスしてみました。

雁音米
仙台市から、北へ車で1時間。
奥羽山脈と北上山地に挟まれた大きな平野、
大崎平野のほぼ真ん中に、
雁音米の産地、田尻町があります。

以前から、農薬に頼らない農法を
模索してきた田尻町では、
農家の有志が集まって研究会を作り、
安全でおいしい米作りについて
日夜、研究を重ねてきました。

私たちが研究会が行き着いたのは、
稲と自然環境との調和。
その調和の一点がつなげたとき・・・
田んぼでは無数の生命の営みが蘇り、
調和し、つむがれてゆく・・・
その変化は、私たちでさえ、
感動を覚えるものでした。

現在、田尻町は、
毎年たくさんの渡り鳥がやってくる
田んぼの町として話題になっています。
いつまでも、雁のやってくる田んぼでありつづけたい。
そんな想いから、雁音米は生まれました


田尻町の小野寺さんを主として作られました「雁音農産開発有限会社」は田尻にございます。
その米作りに対する情熱たるや物凄いものがある。そう感じました。
哲学を持ち、それを徹底している。
そこで作られる「ひとめぼれ」はきっとおいしいに違いない。そう思えて来ます。
「ひとめぼれ日記」こちらもご覧ください。

たまたま、後片付けをしていたダンボール置き場に放置されていた一袋の米袋。
そこから、受け取ったものが大変意義のあるものとなりました。

この秋、新米が出た頃。食べてみようと考えました。

映像を見ます。
大崎平野の自然がなんとも美しく、故郷を感じます。

米は天下のササニシキぃぃ♪
ダンダンズビズビズバダ♪


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2 コメント

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初めて見ます (ひー)
2012-06-19 15:46:13
大崎穀倉地帯は、宮城ではトップの平野でしょうね。
田んぼ一面の広さも大きいようです。
品種改良は、美味しいものや病気に強いもの・・・・
と農家のブライドを掛けて米作りに努力しているのですね。
味わってみたいものです。
返信する
ひーさんへ (酔漢です)
2012-06-19 18:02:22
米袋は丈夫なので、いろんな事に使われます。
重い荷物の下敷きに多用されております。
それが捨てられていて、そこから拾いました。
見ていると、おいしそうなお米ですよね。
味わってみます。新米の頃ですが。
返信する

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