お参り先でのこと
2歳のだいちゃんはお仏壇に興味津々です
お灯明をあげるのも、お香を焚くのも、大きなまんまるのおめめで、じぃっとみつめてくれます
「お導師のおてつだいをしていただけますか?」こくん♪
さあ、だいちゃんの出番です
おりんを♪チ~ン♪チ~ン♪と、上手に鳴らしてくれました
「だいちゃん、じょうずね~」
「だいちゃん、えらいね~」
みんなにほめてもらって、恥ずかしそう
大役を終えただいちゃんは、お経の間にすっかり眠ってしまいました
おつとめが終わり、墓前読経では3歳のえいちゃんがおりんを鳴らしてくれました
はじめも、途中も、おしまいも、じょうずに鳴らしてくれました
「えいちゃん、じょうずね~」
「えいちゃん、いい音が鳴ったね~」
みんながえいちゃんをほめてくださいました
ふたりの子どもたちを、いちばんに褒めてくださってるのは…
この子たちが生まれるずーっと前に仏さまになられたおばあちゃんでしょうね
「よくお参りしてくれたね~」って…
だいちゃん、えいちゃん
あたたかな仏さまのまなざしの中で
大きくな~れ~!
和やかな、和やかな、ご縁でした
親子で楽しそう・・・
「今日は帰られなかったのですか?」
「そうなんです。何か用事と重なったようで・・・」
ってことで施主様と2人でのご縁となりました。
一人でお暮しになられているためにいろいろ考えるようです。
終活・・・
子どもたちに迷惑をかけてもいけないし・・・
「お母さん、大丈夫よ。私が看てあげるから・・・」って娘さんが言ってくれるとか・・・
今は偽らざる気持ちなのでしょう。
でも、どのような縁に触れ変わるか分かりません。
看病って大変でしょうから・・・
きれいごとではありませんもんね。
でも、やっぱりそう言ってくださることは嬉しいご様子でした。
仲がいいんでしょうね・・・
夕方、息子が遠征から帰ってきました。
坊守の声のトーンが変わります。
「迎えに行ってきますね」ってルンルンの顔。
待って、待って、待つのです。
今か今かと待つのです。
一緒にいることに安心します。
ご縁の帰り道、西予市宇和町にはわらぐろのマンモス親子が出現しています。
今年から親子になっています。
寄り添う姿っていうのはいいものですね。
青空のもと、沢山の親子連れがマンモス親子と楽しそうに遊んだり写真撮ったりしていました。
そうでした・・・
世間はゴールデンウィークでしたね。
遠方から帰省して美味しいおふくろの味を堪能されているのでしょうか・・・
ごゆっくり!
待ってるよ~!!!