月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

『ダンデライオン』のはなし

2009年10月30日 22時16分56秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
今、リビングには娘とご院さんとわたしの三人。
(息子はバスケの県大会でお泊りです)

めずらしく、BGMにユーミンの『ダンデライオン』が流れています。

フルートを吹いている娘が
来月、この曲を演奏するのですが
原曲を知らないということで
今CDを聴いているという次第。

わたしたちにはとてもなつかしい曲です。

ユーミンはご院さんが好きだったので
よく車で聴いていました。
ユーミンの曲を聴くと
助手席から見たいろんな景色を思い出します。
                     

  風に乗り飛んで来た はかない種のような
  愛はやがて来る冬を越えてゆく  
           『ダンデライオン』より

愛と言えばなんだか気恥かしいですが
出遇えたこのご縁をたいせつにしたいなあと思います。
                         

思考回路

2009年10月30日 20時33分36秒 | 仏々相念(住職日記)
最近、シナプスの接続が・・・

坊守と話していても、
「あれ、だれだっけ・・・?」
人の名前がパッと出ないときがあります。

顔ははっきりとしているのに、
名前が出ないのです・・・

坊守がいれば先さき言ってくれるので
安心なのですが、
結構辛いものがあります。

おいおい、今からこんなんでいいのか・・・
たまに不安になったりします。

言葉もスムーズに出ません。
これは、昔からのことなのですが、
少々、吃音があります。

それもあり人混みが嫌なのでしょう・・・
気分は、立て板に水で話しているのですが、
言葉が出にくい時があります。

「心配しないで、私が看てあげるから、
 車イスも押してあげるから・・・」

ありがとう・・・
本当に心強く思います・・・

でも、大切な人が自分の為にしんどい思いをしているのを
見るのも苦しいですよね。
なんとかできる状態ならいいのですが、
どうにもできない時、
かたじけなく涙するのでしょう・・・

ウェイトトレーニングも休みがち、
筋肉つけるのは大変だけど、
おちるのは「あっ」と言う間。

この細くなった腕をあなたの優しいみ手が
寄り添い支えてくれています。

「シナプス、がんばれ!」