もう、何がイヤかって、この図々しさが。
windowsの話。
「仕方ないじゃん、windows なんだから」と、ある意味、諦めている部分もあるけど、
今日は久々に「なんだかなぁ」な気分になった。
仕事では、Windows 2000 を使っている。
使用している専用アプリが XP で動作確認できていないと言う理由で、仕方なく。
また保守開発している環境の関係で、ブラウザは Internet Explorer 6.0 SP1 である。
普段、ブラウザを開いた時にどこかに接続されるのが鬱陶しいので、ブランクーつまり
何も表示しないーように設定している。
今日、ユーザからの緊急問い合わせがあって、その現象を再現させるためにブラウザを
開いた。
本来なら何も表示されない真っ白の画面が現れるので、「お気に入り(この名前も少し
マヌケで気に入らないんだけど)」から開発サーバの URL にアクセスして、開発用の
画面を表示…となるハズが。
何故か、ブラウザを開いた時点からマウスカーソルが砂時計になり、「お気に入り」の
開発サーバ URL をクリックしても何も起こらず、ステータスバーにプログレスバーが
ちまちまと延びていっていた。
「?」と思っていると、数秒後、だらだらとトップにあるような画面が表示され始めた。
「 Internet Explorer 6 SP1 をダウンロードしましょう」
「 WindowsXP SP2 をインストールしましょう」
「重要なアップデートをしましょう」
ということだ。
IE 7 が出たというのに、既にインストール済みの IE 6 SP1 のインストールの催促。
Windows 2000 のマシンに、XP SP2 のインストールの催促。
つい先日、月例パッチを当てたばかりなのに、重要なアップデートの催促。
何をか言わんや。
私は、初期表示を「ブランク」にしていたはずである。
こうやって、勝手に接続されて、それが表示されるまで待たされるのがイヤだから、
敢えて「ブランク」にしているのである。
そんなユーザに対して、遠慮なくダウンロードの催促ページを強制的に表示だなんて。
何を考えているのだろう。
これでユーザが喜ぶとでも?
少なくとも、こういった動作をする事自体が受け入れ難いし、なおかつ、勝手に表示を
している内容は、どれも私の使用しているマシンには無関係のものばかりである。
初期表示をブランクにしていても表示するあたり、ネットに接続しているマシンであれば
ブラウザが勝手に情報を送信しているのか、OS が勝手にマイクロソフトのサイトに接続
するように動作しているのか、とにかく勝手にマイクロソフトのサイトにアクセスして
いることは間違いない。
調べりゃ正確なことがわかるんだろうけど、調べる気にもならない。
こんな勝手な動作を平気でしておきながら、ユーザに親切なことをしたと思っている会社
である。新 OS の Vista だかも、どうせこの程度なんだろう。興味も湧かない。
「 wow! 」とか言って新機能だ画期的だと騒いでいる機能は、殆どが他の OS で見たこと
あるようなモノばかりだしね。