限りなくmoonshine...

GarageBandなどDTMネタとバンドネタと甘いもの中心に。たぶん。

SIMPLE PLAN、ライブ2つ。

2008-06-02 05:37:10 | Favorites

先週は、SIMPLE PLAN 週間でした。
5/27(火)新木場 STUDIO COAST。
6/ 1(日)渋谷 WOMB。
STUDIO COAST の方は、4月頃に先行発売を申し込んだら取れたので。
WOMB の方は、サードアルバムにあった購入者特典で限定ライブ招待に当たったので。
5/28 の赤坂 BLITZ と、MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN にも行きたかったけど、
休日出勤を連発しているこの時期に、続けて行くのもどうかなと。MTV は抽選外れたし。

で、纏めてレポート。
STUDIO COAST、オールスタンディング、SIMPLE PLAN とくれば、まず間違いなく、
激しいモッシュが予想できたし、以前 YUKI ちゃんのライブで「二度と行かねぇ」とまで
言いたくなるくらい酷い目にあっていたというのに、
 「えー。だって、SIMPLE PLAN だよ?日本じゃまだ全然無名でしょ?」
 「ほらほら。女の子の方が多いみたいだし、大丈夫」
なんて甘い言葉を真に受けてしまい、「ああそうか、OASIS じゃないんだから、まだまだ
世間一般的には知らない方が多いよね、2,000人くらいしか入らないハコだし」なんて風に
安易に考えて行ってきました。

ある意味、予想通りというか、甘かったというか。

そもそも、開場した時に、真ん中ら辺のバー近くに人が集まっていること、首からタオルを
下げている軽装の若者が男女問わず多数前にいることで、薄々は気がついていたのに、何を
思ったか「ラッキー、前の方が空いてるー」って3列目くらいに陣取ったのが間違いだった。
前座のバンド、YOUR FAVORITE ENEMIES がステージに上がった時点で、一斉に後ろから
押され、直後、モッシュ。大モッシュ。押されるとか言うレベルじゃない。
周りの背のちっちゃい女の子が何人も倒れていくので、その都度引っぱり上げて助け出して
いたけど、大きな渦のような流れには逆らえない。もみくちゃにされてた。
SIMPLE PLAN が出てからは、もう言うまでもない。
汗は滝のように流れ、周囲から肘鉄は何発も食らい、足はめちゃめちゃに踏まれた。
さすが3列目って言うくらい、色んな意味で堪能してきた。圧死するかと思った。
まあでも、演奏は凄いし上手いし、MC は楽しいし、ステージ見てて楽しいし。
やっぱり、プロだ。あれだけ動いてあれだけの演奏。
ドラムなんて、1打1打がフルパワー。PV で思いっきり叩いてるのを見て、「1曲入魂だな」
なんて思ってたけど、そうじゃない。全曲、そんなパワー。バンドの系統が違うので、自分が
あんな叩き方をすることは無いと思うけど、20曲弱くらいやったのではないかというくらいに
長丁場のライブで、全然パワーが衰えないってのは凄い。
それを、もうちょっと手を伸ばせば、Pierre の伸ばした手に触れられそうなくらい近い距離で
見ることができたのは、貴重だった。

でもな。また愚痴になっちゃうけど。
ちょうど自分の真後ろくらいにいた5~6人の若い男。
周りにいる人を無差別に思いっきり突き飛ばしたり、変な踊り踊って倒れたりで大迷惑。
そんなにモッシュやりたいんだったら、いつでも見れる他の国内アーティストに行くか、
または一番後ろの誰にも迷惑にならないところで勝手にやっててほしい。
急に背中を思いっきり押され、首が折れるかと思った。迷惑というか、最悪な連中だった。
喋ってる言葉が日本語ではなかったが、アジア顔。五輪開催国というより、「ペ」とかの国
ではないかと思われる。さらにこいつら、よく見たら周りに10人以上いて、それぞれ会話を
交わしているところを見ると、留学生の集団か、日本ツアーのグループか。
モッシュで他人に迷惑かけるだけでなく、あろうことかミネラルウォーターのふたを開けて
周りに水を振りかけたり、グループで大暴れしたり、禁止されている写真撮影、さらには何と
携帯電話でムービー撮影まで。モラルは無いのかよ、こいつらには。
なんだろな。最悪なグループだった。

↓アンコールも終わって、搬出中のステージ。



次。渋谷 WOMB。
こっちは思わぬハプニングがあって、忘れられない日になった。
アルバム購入者限定で、200人(くらい)抽選で招待のアコースティックライブ、ということ
だったんだけど、この WOMB というクラブの場所が全然わからない。
道玄坂を上がって交番を曲がったあたりで迷子になり、「確かこの辺なんだけどなぁ」なんて
思いながら、円山町のホテルや風俗店の並ぶ通りを行ったり来たり。
もうすぐ開場時間の17時になる、というとき、さすがに焦りが出始めて急ぎ足になった頃。
通りが通りだけに人通りが少ないはずなのに、何故か外国人の集団が。
2、3人が通り過ぎた時、なんだか見たことのある顔のような気がして振り返ってみると。
なんと、SIMPLE PLAN のベース、デヴィッドでした。
思わず「おー!」と叫んでしまったら、David は笑顔で戻ってきてくれて、手を出しながら
「 Hi, Nice to meet you!」って。驚いて点目で硬直しながら、なんとか手を出して握手して
いると、今度は後ろからギターのセバスチャンが。同じく笑顔で握手。
やっと我に返って、でもつい日本語で「ライブ行きます!楽しみにしてます!」なんてことを
言いながら一緒に歩いていると、横をピエールと彼女が手を繋いで仲良く通過。
さすがに、声をかけづらかったので目で追ってると、ドラムのチャックが通過。
周りに数人、日本人のスタッフらしき人がいたけど、こうなるとさすがに舞い上がってしまい、
ついついしばらく一緒にデヴィッドの後ろをついて歩いた。
道玄坂交番近くのセブンイレブンで信号待ちになったので、思わず写真を撮ってしまった。
声をかけてツーショットでもと思ったけど、英語喋れないんだよな。簡単な単語すら出ない。
英語が喋れないことを、今までで一番後悔したかもしれない。
スタッフの会話を聞いていると、どうやら開演までの間に買い物に出たようだが、結局そこで
追いかけるのをやめて、スタッフに WOMB の場所を聞いて、戻ることにした。
今思えば、もっと追いかけていれば良かったかな、と。
スタッフは誰も制止しないし、セバスチャンは楽しそうに喋ってるし、すれ違った他の人たちは
SIMPLE PLAN を知らないのだろう、皆スルーしてるし、そのままずっとついて行っても、全然
問題なさそうだったので。ハイチュウでも探しに行ったのかな。
ちなみに、撮った写真は、肖像権とか色々言われるとイヤなので非公開で。

で、ライブ。
いやこれまたオールスタンディングだったんだけどね。アコースティックライブ、なワケで。
みんな大人しく聴くんだろうな、と思ったがこれも間違いだった。
STUDIO COAST みたいなモッシュにはならなかったけど、それなりのモッシュが。
「みんな大人しく聴くだろう」なんて思ってたから、今度は前から2列目くらい。というか、
途中から押されて、ほぼ一番前にいた。当選番号順の入場だったんだけど、結構早い番号だった
から前の方に行けるとは思ってたけど、ここまで前に来られるとは思ってなかった。
クラブだけに、200人くらいのハコだったというのもあって、今度はピエールとがっちり握手。
結局、アコースティックと言っても、ドラムがいなくてギターがアコギというだけで、客のノリ
自体は普通のライブと何ら変わらない状態だった。
レコード会社の人の司会や「メンバへ質問」なんてのが入ると思わなかったので意外だったけど
これはこれで楽しめたので、まあいいか。1時間くらいのイベントだったから物足りなかった。

一応、バンドやってる人間としては、これだけ近いと機材が目につく。
ギターは、ジェフの方しか見えなかったけど、タカミネのエレアコ。すげー音が良い。
ヘッドの形状が現在のラインナップに無い形だった。サウンドホールにピックアップが付けられ
ているのに、エンドピンにケーブルを挿していた。また、エンドピン下にもう1本、ケーブルを
挿していたところを見ると、これがサウンドホールのピックアップ用かも。
プリアンプがあるのは見えたけど、形状までは見えなかった。
エフェクターは、BOSS の EQ かな。白いヤツで、ツマミらしきのが見えなかったので EQ と
思ったんだけど、全然違うかもしれない。あとは DI が置いてあっただけ。
ベースのデヴィッドは、STUDIO COAST と同じというか、いつもの Fender USA のプレベ。
COSAT の時は、ボディが白とサンバーストと黒だったかな、3つを使い分けていたんだけど、
今日は白のヤツのみ。ピック引きなんだけど、コーラスやりながら低いポジションで弾くので、
凄くカッコいい。
エフェクターは、ギターと同じ白いヤツと DI のみだったので、やっぱり EQ なのかな。
ブーンという太い音で、アコースティックライブというのに存在感のある良い音だった。

ということで、見る人が見たら「おまえ他にやらなきゃならないこと、あるだろう」って指摘
されそうな状況の中、久々にプロのアーティストを間近に見て、勉強してきました、と。




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