先日ループ切り貼りで行き詰まって…という話の続き。
元がソフト音源だったので、エディットしてからループにすれば、コードも自由自在、と
思って編集していたのだが…。
同じようにエフェクトの設定をしているのに、音の響きが全然違うのである。
GarageBand の特性?とか、意味不明な発想までアタマを過ったくらいである。
具体的には、こんな感じ。
・当初の作り方(2005/11/26 のエントリ参照)
ソフト音源のループを、リアル音源のトラックに張り付け。
2小節目で分割して、前のリージョンピッチを+4、後ろを-3。
エフェクトを調整。
・今回の作り方
ソフト音源のループを、ソフト音源のトラックに張り付け。
ピアノロールで音程を上げ下げして、上記の+4や-3と同等になるように編集。
編集したものを一旦ループブラウザに登録。
新規にリアル音源トラックを作成して、そこにループブラウザから張り付け。
エフェクトを調整。
理屈では、ほとんど同じだと思っていた。
だがこれを繰り返して貼付けした方は、当初の作り方で貼付けしたものとは全く別物かと
思うくらい、全然音の響きが違うのである。
敢えて表現するならば、今回の方が高音域が多いような、ちょっとキラキラしたカンジの
音で、ディレイで音が重なって偶然良い響きになっていたところが無くなっている。
当初の作り方の方が、少しローファイっぽくて、雰囲気としてはこっちの方がイメージ
している響きなのである。
当初の作り方だと、2小節目で分割した関係で、1~2小節目に掛かっているリバーブや
ディレイの音が3~4小節目の音とともに下がったピッチで鳴るのに対し、今回の方では
1~2小節目のリバーブやディレイはそのままの音程で3~4小節目に重なるために、
これだけ響きの違う音になるのだろう。
まあ、考えてみれば当然の事である。
というわけで、作り方を変更。
既に作っている部分の音の響きは好きなので、おかしな響きになる部分のみピックアップ。
以下の要領で作成してみる。
最終的に、当初の作り方のように2小節ごとにリージョンピッチを変えることで
望みの音になるように、「リージョンピッチを変える前の音程」でソフト音源の
エディットをする。
それをループブラウザに登録。
リアル音源トラックに、ループブラウザから張り付け。
2小節ごとにリージョンピッチを変える。
いくつか作りながら、あまりにも不毛な事に気がつく。
なんだかなあ。
難しいコードや理論は良くわからないが、とにかく6th とか M7 とかの音の構成になって
いるアルペジオのループなのに、それをトニックや 11th や dim にしたいというコト自体
無謀なのだろう、ということだ。
一体どうしたものか。
悩んでいても仕方ないので、明日はカラオケに行ってウイスパーボイスの練習。
一応、ボーカル曲、ということで。ネタバレ?