軒先ジャック

日に日に最高気温が３０℃の大台に近づく中、
海へ行く時間をもっと早くしなくてはならないのに、
相変わらず始動が遅いつんちゃ家。
９時台に出かけるのがやっと・・・。

浜辺にいると風が心地よく暑さを感じない。
・・・のはヘアレスな二本足族であって、
着ぐるみ族は陽射しにやられる。

つんちゃも浜辺に出るとまず、日陰に吸い込まれるように入っていく。
例えそこが自分の陣地でなくとも。

浜の出入り口には大きな防風ネットがあって、
まずその柱の陰で呼吸を整え、周辺の日陰がどこにあるかをチェック。

ちょうど通りかかった浜の有名人である７０代の女性ボーダーと立ち話をしていると、
同じくシニア女性ボーダーも加わった。
彼女の愛犬は（ダジャレではなく）ボーダーコリーだそうだ。


そして次につんちゃが目指したのはやはりいつも来ているサーフショップのテント。
お留守のうちに自分の場所をちゃっかり確保。


「使っていいよ～」と言ってくれるのをいいことに、
すっかりお言葉に甘えているワタシと
ちゃっかり当然の顔で居座っているつんちゃ。
（陰の声：穴まで掘ってるシ。。。）


つん：お？あっちでなんかやってる？


つん：気になんなぁ～。


つん：でも、ここ出たら暑いしなぁ。


トリトン：パン食い競争始まるみたいだぞ。ワンコの高さにしてもらって参加してくる？


今日は市が主催のイベントをやっているらしい。


つん：うちも住民やから、参加資格あるかな？


つん：行ってみよ。


つん：あのぉ～～。


浜辺で浮いているスタイルの二人組はイベントの取材だそうで、お仕事中。


写真を撮ってくれた。


つん：さて、次の日陰に移動せんと・・・。


（陰の声：スタンプ押しとくぅ～）


つんちゃが目指したのは風の通りが”半端ない”高台。
歩かないつんちゃが無理をしても行きたがるお気に入りの涼しい場所。


こちらではオッチャン達の軒先を借りる。


お昼になって、かなり陽射しが強くなった。
そろそろ帰る。


つん：ああ～今日も日陰めぐり、充実してたなぁ。


つん：でも、ここの日陰にまだお邪魔してへんかった。


イベントで使う景品のおやつが積んであったテントの軒先で、
スタンプラリーの参加者に「かわいいね～」と声をかけられ、
つんちゃの軒先ジャックは大成功で終了。
快く軒先を貸してくれた皆様、ありがとうございました。

つっきー Parts List <ヘソ（の辺り）＞

つっきー Parts List

「ヘソ」と言うからには、一点を示さなければならないのだが、
実はワタシはつんちゃのヘソを明確に見たことがない。
まさかつんちゃにヘソがない？！なんてことはないはず・・・なのだが。
（”卵出身”、じゃなかったはずだ・・・たしか。）

今日の天気は予報通り、朝のいいお天気から一転、
辺りは急に掻き曇りひんやりとした風が吹いたかと思ったら、
稲光に続いて、大きな雷鳴が轟き、熱帯地方のごとき大粒の雨が叩き付けた。

職場では一瞬だけれどパソコンがダウンし強制終了となってしまい、
途中だった作業を再起動しなければならなくなった。

つんちゃ、どうしているかなぁ・・・。
家の中で安全なことは確かだけれど、
怖がっていないかなぁ・・・。

ふと雷が大の苦手なつんちゃの幼馴染ゴンのことも頭に浮かんだ。
外飼いなんだよなぁ・・・ゴン（涙）

つんちゃは幸いにして今まで雷を怖がることはなかった。
異常なまでの犬の雷恐怖症は生まれながらのハンディキャップのようなもので、
どんな性格だとか、環境だとか、関係はないのかもしれない。
近所でも、雷の日に狂ったように家を飛び出し行方不明になったわんこがいる。
可哀そうだけれどどうにもならないようだ。
歳を取って耳が遠くなるまで悩まされるわんこも多い。

最近はヘソ天をしなくなった、というよりはできなくなったつんちゃは
雷様におへそを取られる心配もなくゆっくり寝ていたらしい。

ヘソは見えないところに隠しておくに限るね、つんちゃ。


たっぷりおなかだと、おへそも見えにくい・・か。


暑くなってきたので”ヘソ出しルック”だけれど、
真冬はおなかが冷えるとよくないので、
うつ伏せ寝のつんちゃ。ブランケットをかけてもらっている大事なおヘソ周辺。


つん：最近ヘソ天できなくなったなぁ、うち。
　　　恐竜もヘソ天すると起き上がんの大変やから、ヘソ持ってなかったんか～。
（陰の声：卵のワケ、そこに見出すか？）

骨密度

今朝はつんちゃの玄関までのお見送りがあった。
それだけで「ほほぉ～今朝は調子がいいのかい？」と思う。
以前は当たり前のようにいそいそと玄関まで出てきたのに。

ヨタヨタとやっと出てくるつんちゃを見ると寂しい思いと、
パンチを浴びまくった後の１５Ｒめの「あしたのジョー」みたいに
それでも懸命に歩いてマスという姿にほろりとしたり。
そんなときには、
ヨタつく足元が気になって仕方がない。
折れてしまうんじゃないかと不安になる。

今までつんちゃの体脂肪と血液型は調べたけれど、
骨密度は調べたことがない。
シニアわんこにも「骨密度検査」がドッグドックで標準項目に入ってもおかしくないのでは？と思う。

試しに検索してみると、やっている人、いますね～♪
わがコの健康状態をなんでも数値化して知りたいと思う人と、
知らない方がシアワセ、病院はできる限り避けたいと思う人と、
犬を大切に思っての方針なら、どっちも正解なので口をはさむ筋合いではない。

ワタシはと言えば、
病院で検査の機会があるなら、
そして結果に対して「何かする必要」と「何かできる方法」があるというなら
つんちゃの骨密度、今は下がる一方の生活だから、知りたいと思う。

人間の何倍ものカルシウムが必要な犬たち。
カルシウムの摂り過ぎはよくないというけれど、
年齢によって必要な摂取量は違うだろうし、現状の骨密度を計って
どれだけのカルシウムを取るのがベストなのか調べてみるのがいいかと。

若い時代は牛革ガムが大のお気に入りで、よく噛む生活をしてきたつんちゃ。
もう、あのお気に入りだったガムには”歯が立たない”だろう。
骨に火を通さなければ食べさせても大丈夫という鶏の手羽中も
以前はお気に入りでよく食べさせた。
でももう喉につっかえそうでメニューからは外した。
今、噛む行為をするのはもっと細い棒ガムと鮫軟骨くらいだ。

大好きだったにゅ～にゅ～も今はさほど喜んでいない様子。
ヤギミルクはもともと好きではなかった。
つんちゃが喜ぶカルシウムのおいしい摂取方法を探してみようと思う。
骨密度アップには栄養だけではなく日光浴と適度な運動も大事だけれど、
つんちゃが無理なくできる範囲でやるしかない。

（陰の声：そんなのおいしいの？）
つん：歯ごたえのないものばかり食べているとホネのある奴になられへんやん。


（陰の声：喩えるなら烏賊・蛸のような犬格ですが・・・。）
つん：骨太の改革を目指してんねん。


小振りの鮫軟骨。
カルシウム補給というより関節のためのおやつだけど、
噛むことは歯にも良いので毎日、２本。


つん：もう一本！
（陰の声：朝練走り込みもう一本なら上げてもいいんだけどね～。）

高見の見物

初夏の日差しが気持ちよい１日だった。
つんちゃは、今日は高台で海を眺めることに決めたらしい。

つん：今日は浜辺は日が当たり過ぎやな～。


つん：あっち行くと失敗かも？


つん：このちっちゃい日陰でお茶を濁すって手もあるけど・・・。


つん：高いとこまで行ってみるか。


つん：あのベンチ、見晴らしええしな。


つん：ただちょっと移動距離があんねんなぁ～・・・。


見晴らしが良い高台のベンチからは、昨日見えた富士山は見られなかったけれど、


たくさんのヨットが出ていた。
初夏の海にヨットはよく似合っていて、見ている方も爽やかな気持ちになる。


つんちゃのベッドには、取り換えのダニ捕りマットを仕込んでおくことに。


気持ちよく眠れるね、つんちゃ。

初夏の富士見浜

いつものヨットハーバーの浜辺。
今朝は北の風・風速８メートル。
この季節には珍しく富士山がくっきりと見えた。
右手にはスカイツリーも。

風の強さで波の高いのを予測したのか
つんちゃは波打ち際まで近寄ろうとせず、
さらっと浜辺を横に移動。
あとはず～～と富士山を眺めて？いた。

そんなに富士山が好きだったのか・・・？
（陰の声：・・・とは思えないけど）


つん：いやぁ～～遠いな・・・。


つん：お？あっちにはスカイツリー？




今朝もサーフショップのお兄ちゃんにご挨拶。




しばし、日陰で様子見。


つん：どれ、行ってみるか。


つん：お？


いきなり、テントの日陰に逃げ込んでいる。
つん：いやぁ～今日は風が強いやん。


つん：声を出して気合い入れてっと。


つん：どっち行こかな？


つん：あ、富士山。


つん：なんで今日は富士山見えるんや？


つん：富士山は冬だけちゃうねんや～。


つん：５月にも富士山っておってんや。
（陰の声：年中無休のはずですが、こちらで見えないだけです、ね。）


風力エネルギーを受けて、


そろそろエンジン可動してみましょーか、つんちゃ。


尻尾で舵を取り、


耳に風を受け、


つんちゃ丸、


帆走中～


お、接触事故？


いや、友好ムードでやり過ごす


つん：ふ～～じはに～～っぽんいちの～やま～