意向に背くヤツ

突然、写真がＰＣに取り込めなくなった。
突然・・・でもないか・・・。
ここ２週間くらいで何度か、ワタシにとってはフキツな現象が起きていた。
でも、ケーブルの抜き差しをやり直したらなんとか動いたので、
まあ、大丈夫だろうとタカをくくっていたら、
案の定、「デバイスが見当たりません」とバッテンを食らった。

何度やり直してもまったく動かない。
仕方なく安価な別方法で応急処置してみた。
でも、安価な道具はそれなりにしか働いてくれない。
あ～～なんとかして～～～。

ふと、傍らにはもうひとり、ワタシの意向を全く解さない奴がいる。

今夜のナイトウォークでは、ちょっと足の調子が良いらしく、
ぐいぐいと、家とは逆方向へとワタシを導く。

つんちゃよ、お前もか。。。

つちのこ・うちのこ

そうえいば、そんなのもいたよなぁ・・・。

つちのこというのが世間をにぎわしたのはもうかなり前のこと。
そんな幻の生物の名前を知らない世代も多いだろうけど・・・。


そういえば、そんなのに似たのがうちにもいたよなぁ・・・。

幻ではなく、実在している。「うちのこ」


私が帰宅すると玄関で迎えてくれて、
リビングに先に立って、このポーズで待っている。
後から入っていくと、尻尾が左右にフリフリっと揺れる。

新メンバー登場と秋の撮影会

爽やかな秋晴れの週末、
”犬毛海岸公園”はとても華やいだ。
ニューフェイス、ローラが登場したからだ。
６か月のゴールデン、ローラ。メグの妹。

せわしなく動き回るローラは、
濃い毛色のゴールデン。
メグの被毛は淡い色だった。
性格も（今のところ）まったく違うようだ。

メグとお別れしてから３年。
もう３年経つのか・・。
いろいろ思いを巡らし、やっぱり新しい子を迎えることになったそうだ。

ちょうど今日聞いたラジオ番組のゲストの言葉が重なる。
「人間、いつどうなるかわからないのだから、やりたいことはやっておく。」
同じ日に２回、別々の人から、この言葉を聞いてそうだよね～と同調する。


先のラジオ番組ゲストの言葉には、「身の丈で」という前置きがあった。
無制限に自分のやりたいようにやるのではなく、
自分のできる範囲でしかやりたいことはできないけれど・・・。

今を楽しむことが犬との生活なら、十分楽しみたい。


つん：あれ？なんか知らんもんの気配が背後に・・・。


ローラ：ローラで～～す。自由なわんこで～～す。


遅れて登場した若手メンバー、リズとようやく納得の遊びができたローラ。


つん：ラブちゃん、うちらがああいう遊びしてたんは、今はもう昔やな・・・。


ラブ：あら？あたしは今でもやる気満々なんだけど。ちょっと行ってくるわ。


つん：え～～？ラブちゃん、やめといたほうがええで。
　　　相手は６か月のゴルとめっちゃ速い３歳のシェパードやで。


つん：とりあえず、うちは海に逃げとくわ。


その後、”勝手にＤＲ”のわんこの今を切り取る”勝手にカメラマン”（＝チェリーまま）が登場し、
撮影会場に移動。
コスモスやサルビアが咲き乱れる中、秋の撮影会となった。


落ちていたコスモスを拝借。


ラブ：女優はカメラ目線ができないと、ね。


みんなで帰る道は賑やかで楽しい。

、
つんちゃの体調、体で気になったことをメモしておく「つんちゃの健康記録」略して”つん健録”
つん健録：
１）朝食ゲロＰ
２）左前足甲におでき発見（乳頭腫？）

今朝は公園に入るなり、落ち着きなく草を食べていたと思ったら・・・


つん：ゲロＰしました～～～。
（陰の声：朝食全部出しましたね。ウンＰが正常になったと思ったら今度は上からですか。。。）

記念日

２日連続、朝の公園でランと一緒になった。
そして今朝、初めてランの記念日がつんちゃ記念日と重なることを知った。
１０年来の友なのに。。。

ラン父さんと母さんが犬を飼うと決めた時、
犬種をある程度絞っていて、ペットショップを見に行くつもりだったという。
ラン家のお兄ちゃんから「保護センター」という選択肢を聞かされるまでは。

子供のころ仲良しだった友達が
保護センターへ貰い受けにいった犬を飼っていた。
少しでも救われる命があるのなら、そうしたいと。

もちろん彼女自身で思いついたことではないのだろうけれど、
そういう考え方を小学生で持てるというのは素晴らしいことだと
その友達の凛としたところに子供ながら感銘を受けた。

でも、いざ自分が犬を飼うとき、そういう選択肢があることを知っていながら、
ワタシには臆するところがあった。
たくさんの中から、たった一匹を選ぶということができるだろうかと。
たくさんの目が自分を連れて帰って！と訴えているように思えるからだ。
１匹だけでも救えるのならと思えるならいいが、
全部を救えないのならいっそ見ない方がと思ってしまう。

ラン父さんと母さんが見に行ったとき、
ランはたった一匹でいたそうだ。
他に犬はいなかった。
なんという幸運な出会いなのだろう。
とても羨ましく思った。

ランの誕生日は保護センターのワクチン接種日から逆算して決めたそうだ。
それが１０月５日。
つんちゃがうちにやって来た、「つんちゃ記念日」と同じ日だった。

ふかふかの被毛で、襟巻にしたいくらいのランは
いつもきれいで、
会えば話題はダイエット。
食べることが大好きで、お料理上手なラン母さんだから、
ランもご相伴が多いのだろう。

とても幸せに暮らしているランの記念日がつんちゃの記念日と同じ日で
なんだかとても嬉しくなった。

つん：あれ？


つん：ランちゃんや～～。
ラン：つん～～～。


つん：なあ、ランちゃん、焼き鳥散歩の禁止令が出たんやって？


ラン：まいったよ。家政婦のミタが張り込んでたとは。。。
　　　誰かがお母さんに通報してばれちゃったみたい、お父さんとアタシだけの秘密だったのに。
つん：気の毒になぁ。


ラン：おかげで、焼き鳥食べられなくなったのよぉー。くやＰ～～～。


（陰の声：つんちゃも焼き鳥散歩はダメですからね。）
つん：ちょっと想像してみただけやんか・・・。


つん：きのこならカロリー少ないか。これ、食べられるきのこ？

”傘がない”朝

玄関を出てから、雨が降り始めた。
傘を撮りに戻るのは面倒だ。
つんちゃ、濡れて参ろう～。

雨が降っていない日なら、誰かしら公園にいるけれど、
さすがにみなさん、ちゃんと空模様を確認してから
外出を決めているようで・・・。（当たり前か。）
今朝は誰もいない。
ましてや雨具の用意のないものなど。

　だけども　問題は今日の雨　


と、思いきや、低木の茂みの向こうから
「ラン～～待って～～～」という声。
傘を持たないラン母さんがランに引っ張られながら飛び出してきた。

　行かなくちゃ　君に会いに行かなくちゃ　

「まったくもぉ～～～っ。
　家からここまで、ついさっきまで、足が痛そうに歩いてたのにー。
　急に走ると思ったら、つっきーがいたのかぁ～。」

似た者同士は仲がいい。
傘を持たない飼い主も似た者同士なのだった。

つん：ランちゃん、顔がブレてるでー。


ラン：今日はピンクでキメてきたのに、ちゃんと撮ってよ！
（陰の声：ランちゃんの毛皮が隠れて残念だけどね。）


ラン：あれ・つん、これ何、着けてんの？
つん：ん～～～なんか知らん。コリに効くとかってやつ。



ラン：あたしより１つ年下のくせに、ばばくさいねー。
つん：ランちゃんかて、さっきまでのろのろ歩いてたらしいやん・・・。
ラン：アタシは女優だから、カッコ悪いとこは見せないのー


　雨に濡れて行かなくちゃ　傘がない　

つん：晴れた日にすればええやん