VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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診察の前後で立ち話

2011-06-30 | 養生記
病院というところは出来れば避けたい行先である。
決して楽しくは、ない。

自分のことならなんとか先延ばしにして、
このままやり過ごせれば、と願う。
が、こと、つんちゃに関してはそうもいかない。
で、何かというと病院へ連れて行くことになる。
本日はワクチン。

5月に狂犬病予防接種をしているので、できればもっと間隔を空けたいところだが、
翌週末にお泊りででかける予定がある。
行く前に済ませておいた方がいい。

平日木曜日の夕方6時過ぎ。
つんちゃと入った時には待合室には先客1名。
来るときにちょうど夕立があったことを考え合わせても、
空いている。

見知らぬワンコが苦手なつんちゃ。
ぶっとい声でガウったら、ちびワンの飼い主さんたちの視線が痛いので、
今日はラッキーだな、と思っていたところへ
ドア前に人が立った。

やっぱ来ちゃったよ。そりゃそうよね・・・。
と思って見ていると、ワンコの方はドア前で踏ん張っている。
ドアが開いたままの状態での綱引きが数十秒あって、すごすごと入ってきた。
そのあとも落ち着かない様子。
全体的にボーダー風で顔はハスキー風のミックス。
つんちゃにいきなり鼻を突き合わせてのあいさつにこちらがビビった。

でも、あまりの大胆不敵な振る舞いにつんちゃも成す術もなく雰囲気に飲み込まれた。
「おとなしいですね。」と飼い主さん。
「いえいえ、診察が終わって出てくる時がすごいんですよ・・。」と話していたら、

診察を先に終えてつんちゃのガウるのをしっかり生で観られた・・・。
「あっ!ホントだーっ」
って思わず声に出して言われても、なんだか苦笑するしかないような、
素直な一言だったので、その飼い主さんと会計までのわずかな時間に立ち話。

受付時、「今頃なんですけど、狂犬病の注射を・・・」
と遠慮がちに言っていたのが聞こえてきた。
受付の人も、「今までに打ったことはありますか?」と思わず確認口調になっていた。
年齢を後で聞いたら6歳だという。
もちろん、狂犬病の予防接種は今までにも受けているそうだ。

ただ、つんちゃがワクチン接種で来院したことを告げると、
「6種ですか?」と聞かれたので、8種だと応えると
「うちは6種なんですけど、間隔を1年ではなく1年半とか2年とかにしています。」
とおっしゃっていた。

今までに2度噛まれて、1度は横っ面から上あごを噛まれ血を流していたのを
しばらくしてから気づいた、
というのを聞いているとなんてのんびりしているんだろうと思ったが、
ほんわかした飼い主さんで、和んでしまった。
わんことの関係がこんな風なのもいいな~と。

わんこの方も噛まれたことより、治療の方がトラウマで病院のドアで尻込みするくせに、
見知らぬわんこに無防備で正面から顔を寄せるような「お人(犬)好し」。
なんだかいい感じの「ふたり」だった。

惜しむべくは、わんこの名前を聞かなかったことだ。
また、偶然、お互い大嫌いな病院で会えるかな・・。

つん:「今日はいかがされました?」ってうちが聞きたいわ。


つん:いかがしたんやろ、うち。


つん:つまり、チューシャやんか。。。


つん:ココ出たら、絶対ガウったる~。





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