VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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出会いの記念日

2014-09-22 | アニバーサリー
つんちゃとの出会い、それは12年前の9月22日。

どこから犬を迎えるか、
何の知識もなかったので、
ペットショップに行くことしか思いつかなかった。
当時はペットショップの広告が入ることが多かったこともある。

生体を物と同じく販売対象にしているという批判もあるけれど、
安易に動物を迎えて責任を果たさないという人がいる一方、
人目につくペットショップの気安さで
思いがけない動物との暮らしを始めて幸せを手に入れる人もいる。
功罪はハーフ&ハーフ?

犬種など、どうでもいいことなのだけれど、
それは出会ってしまえば、のお話で、
選択権がこちらにあるというのなら、
ワタシにとっては、やっぱりラブラドールだった。

たくさんの犬種が居並ぶ中、迷うことなくラブラドールを探した。
そして、そのお店で1頭だけのラブラドールがつんちゃだった。
その段階では選択することなく、すんなりとオンリーワンだったのである。

つんちゃとの初対面の感触は今も思い出す。
抱きかかえても、うなぎのようにぐにゃぐにゃと動き、腕の中から出てこようとする。
全身を柔らかい毛に被われた弾力のある小さな生き物。
怯える様子も無く、屈託のない笑顔を初対面のワタシに向けてくれた。
尖った乳歯で一生懸命触れ合う感触を求めているようだった。

まだ2か月の幼犬。
母犬や兄弟犬たちが恋しかったに違いない。
誰かに触れていたくて小さな口で舐めたり噛んだり。
お店の人が心配して宥めようとしたけれど、
そのままずっと離したくないくらい愛しかった。

ケンネルコフだったつんちゃは、
すぐには連れて帰れず、そのあと2週間、
お店で獣医師のOKが出るまでお預かりの身だったけれど、
元気に育ってくれてホッとした。

いつまでも、あの出会いの日は忘れない。
9月22日は出会いの記念日。

今では貫禄のつんちゃ。
すっかり我が家の主さん。
つん:それちょーだい。


つん:あら、見てた?


つん:眼力ビ~~~ム!


(陰の声:そのまんまるの目にやられるんだよね。)


つん:そやろー。


つん:うちの可愛さったら、詐欺もんやで。へっへっへ・・・。











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