マジで金欠なのに、ふと立ち寄った神保町ウニオンでお買い物してしまった。たしか、値札にある2色、今それが思い出せない、を除いて3枚以上で1割引きというキャッチに釣られてしまった。それにしても、なにゆえ狭い店舗を選ぶのか昔からよく分からない。大昔、下北沢に店舗が出来たとき、広々とした空間に感動したものだけど、結局利用するのは都心の昔からある店舗に限られてしまう。狭いシブヤ店なんてよせばいいのについ入ってしまうのだ。
ということで、AtoZを見るのにそう時間はかからない。いや、僕の場合、国内盤はスルーで、周囲が思う人気ジャズマンのほとんども無視するので実に簡単なのである。で、手にしたのが、Keith Jarrett「
Always let me go」(ECM 2CD)、Bobo Stenson「
Goodbye」(ECM)、Jackie McLean「Let Freedom Ring」(Blue Note RVGリマスター)の3枚だった。迷いはなかった。これで2800円なのだから。手応え充分と満足だった。
帰途のなか、ふと我に帰ると、マクリーンのはたしか買っていたはず、と思い出し愕然となる。ジャレットのこそ手にしたい作品だったのに、そしてレジでは検盤も済ませていながら、iMacに取り込んでケースに収めるとき、これが国内盤だったことに気付くのであった。ひどいものである。