先日触れたHDDレコーダーの接続の件。レンタルのHDDレコーダーを導入すれば、ようやく
HDMIの接続が出来ると思って期待していたら、それはPC用の接続端子であり、音声のピンジャックが隣りにあるのだ。それで、映像は出るものの音声が出ない。結局はD端子+音声のピンケーブルで見ていた。
ところが、先日ふとしたことからテレビの背面を見ることになり、改めて確認すればDVDプレーヤーを接続しているテレビの側面に独立したHDMIの端子があることを発見。早速繋げばナンの問題もなく音とともに映るではないか。しかも、D端子に比べて遙かに再現領域が優れていることが分かる。音声もいい具合である。
その時は、録画していた映画「
ラウンド・ミッドナイト」を観ていた。D端子では字幕が出たり消えたりと画面サイズがコロコロ変わるのである。で、ご存じのようにパリが舞台になっていて台詞がフランス語の時、英字が日本語字幕の上に出るのだ。こうなると、ストーリーが佳境に入るにつれ、僕の脳内ではすでにあらすじが分からなくなりトンでしまって、最後まで観る気持ちが失せていた。
そこへHDMIの登場なのだから実にいかすタイミングだった。それはまた、デジタルの良さを堪能できる喜びをようやく得たといえよう。最後に、ここだけの話、某N○Kに献納してない場合画面左下に大きく早く契約して金払えとのメッセージが出るのだけど、この録画に限ってはその邪魔モノが映らないらしい。