
某所にてC君と約4年振りの偶然の再会を果たす。
イギリスのorangeという、スィートピンクのイカしたハードテイルMTBがボクの視界に入ってくると同時に、そのMTBもスピードダウンする。それでも、ボクはまだMTBばかり見ていて、ボクの目の前に止まって先方が挨拶するまで全然気付かないでいた。ようやくに、眼と眼が合っても多分SPYあたりのお似合いのクリア・サングラスをしていて、すぐに声をかけられても気付かなかった。そして、あの時の・・・、と切り出されて、ボクはハッとなって記憶が鮮明に蘇ってきたのだ。
今、C君と書いているけれど、名前までは思い出せず、当時のメモ帳を開いて調べたから。そして、何故メモ帳にあるのかというと、いつも一緒だったお二人のツゥーショットを撮ったことがあって、プリントが出来たら送るからと住所と名前を書いてもらったからだ。それも、今度いつ会えるか分からないからということだったと思う。結局は、その時が最後になって、しばらくしてボクは出来たプリントを郵送したのだった。
その当時、自転車に熱中しはじめていたC君だった。ボクも自転車大好きだったから、いろんな話が会うたびに出来た。そんなC君が、突然都内でも有数の、それは専門にして本格という意味の自転車ショップで働くことになりそうだ、とのことを聞かされたときは、ほんとに驚いたもので、また、そのことがあまりにも懐かしい。そして、その事の話しの続きが昨日ほぼ4年振りに再開したのだ。嬉しい! 聞けば、3年ほど働いたという。今では、当然のごとく自分で組めるし、その事が楽しいという。専門工具がね、揃えようとすると大変なんです、と言うが、ボクにすれば、あまりにも羨ましい!
orange以外にも、それはそれはとんでもないMTBを2台持っているとのこと。そして、その2台はブランド名からして多分アルミだと思うのだけれど、C君のorangeがそうであるように、クロモリがいいという。ボクの経験でも、クロモリが一番と思っていて、その言葉を聞くと、ボクは無条件で安心してしまうのだ。
それは、このボクが何かを言える立場じゃないけれど、C君の自転車好きは間違いないな、と。