Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

残されたフイルムカメラ④

2024-06-09 23:20:30 | つぶやき

残されたフイルムカメラ③より

 

GS645S専用カタログ

 

GS645シリーズカタログ

 

 

 もう1台、その後レンジファインダーカメラを購入している。フジカのGS645シリーズの1台で、マキナ67を持っていたこともあり、最初に発売された蛇腹式のGS645にとても興味があった。このGS645が発売されたのは昭和58年であり、発売後すぐに興味を示していたが、結局手に入れたのはGS645Sであった。GS645には蛇腹式のGS645とこのGS645S、もうひとつGS645Wがあった。それぞれ35mm相当で47mm、37mm、28mmというもので、それぞれ9万円前後の価格帯で、中判カメラとしてはお手頃な価格だった。ただ、一眼レフカメラを使うようになってからは、レンジファインダーカメラを使う頻度は落ちていて、このカメラも、実際に利用したことはそれほどなかった。中判で風景を撮るならマキナ67、動きのない固定物を撮る際にも35mmカメラを利用していて、このカメラの役割はなかったといってよい。最も手放す可能性があったカメラだが、今もって所持している。中判カメラとしては、とても軽くて扱いやすい、ということはあったが、もともとブローニーフィルムは装填するのが35mmに比べると手間取るとこと、そして何と言っても1本当たり撮影できる枚数が限られているという点は、わたしの撮影対象からすると使用頻度を低くした。

終わり


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