Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

高熱が出た

2024-06-06 23:01:40 | つぶやき

 暑さ、寒さに関する微妙な体感について、これまでにも何度か記してきているが、キーワードが浮かばず、あるいは適当にキーワードを打っても過去の日記が引き出せない。わたしは若いころ、自ら「変温動物」と思っていた。意外に暑さ、寒さに順応して過酷な条件(高温、低温といった)の中でも「屁とも思わず」外業をしていて、驚かれたものだ。若かったから「当たり前」とも思っていたが、今の若者は、もしかしたらすぐに音を上げるのかもしれない。よく言われたのは、真夏の炎天下でも、帽子も被らず、水分も取らず、山の中を歩いていも「おまえ汗かかないなー」と言われたこと。まったくふだんと変わらない表情を見て驚かれたもの。

 そうした順応性のあったわたしも年老いて、暑いのも寒いのも「得意」とは口に出せなくなった。先日、床に入ると「寒いなー」と思った。掛布団に毛布を掛けていたのはそのしばらく前のことで、すでに掛布団のみで寝ていたから、そのうちに体温で布団が「温まる」そう思っていたのだが、なかなかその「寒さ」が消えない。もちろんなかなか寝付けない。前日、あるいは後日の同じ時間帯の気温状況を見比べても、その日の気温が低かったわけではない。にもかかわらず、「寒い」と感じたのは何だったのか、今となっては定かではないし、そもそもわたしの体調との関係性があったのかもしれない。その夜床に入った際には、確かに「寒さ」が強かったわけで、そう思わせる要因のようなものがあったのかもしれない。結局しっかりと寝付くことができず朝を迎えた。起きると「のどが痛い」。わたしは気管支系に弱点があって、咳が出始めと、なかなか収まらない癖がある。最初はそれほど咳がでるわけでもなく、「のどが痛いなー」程度で、回復してくれれば良かったが、変わらずその状態が数日続き、いよいよ咳が我慢ならなくなった。そして今日、いよいよ高熱が出た。コロナワクチン接種で高熱が出たことはあったが、記憶にないほど昔に遡らないと、高熱が出たこが最近はなかった。かつてにら電気敷布を利用して、無理やり熱を出させて「直す」という解決策を持っていたが、若いころのはなし。今同じことをして治る気配はない。

 ということで病院に行って診てもらったが、処置はなし、薬の処方箋をいただいて薬を購入して家で寝ている。もちろんコロナではない。きっと、あの時毛布を掛けて寝ていたら、もう少し違っていたのかもしれない流れ。この調子では、明日も熱は確実に下がらないだろう。若いころのようなわけにはいかない、そう実感させられた微妙な体感であった。

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