Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

残されたフイルムカメラ③

2024-06-08 23:23:27 | つぶやき

残されたフイルムカメラ②より

 

カタログは1984.12.1版

 

 CLEに始まったレンジファインダー式のカメラへの傾向、とはいえ一眼レフカメラを使いたかったこともこころの中にはあった。とりわけ下伊那に戻って祭りの写真を撮るようになると、一層一眼レフの必要性を感じた。当初はスナップ程度の写真だったが、本格的に祭りをカメラに収めるようになるきっかけは、やはり一眼レフカメラの購入だった。キャノンの手ごろな価格のそれを購入して少しずつ祭りで写真を撮るようになったが、さらにその思いが膨らんで、結局最初に購入した一眼レフカメラは手放して、ここで紹介するニコンF3を購入した。ニコンでも最も長く製造された名機と言われるカメラなのだろうが、このカメラを買ってからはモノクロの写真をたくさん撮った。人ごみの中で動きながらポジション取りをして写真を撮ったから、傷だらけのF3であるが、これも今もって所持している。とりわけ撮影した際に時間を記録したかったため、コマ間に日時などを記録できるデータパックを付けていた。最もよく利用したカメラ、と言えるだろう。その上で、モノクロ専用機だったため、カラーを撮りたい時のスペアとして、同じF3をもう1台、中古を手に入れた。それも所持しているわけだが、実際のところ2台持ちながら撮影をしたことはそう多くはない。今と違ってフイルムだからモノクロとカラーを交互で撮影することができなかったため、用意したもので、2代目のF3はそれほど利用しなかった。どちらもHP(ハイアイポイント)ファインダー機である。 

 

残されたフイルムカメラ④

 


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