1 月 26 日、ついに コルグ の 1-bit オーディオ・レコーダー MR-1000 が発売され、今日購入!
子供の頃から大の録音機好きの僕は、最近嬉しい事が多すぎて感覚が麻痺し始めている。
例えば民生機では一昨年 11 月、ソニー が PCM-D1 を発売。昨年春にはローランドが R-09、そして年末にはコルグが画期的な低価格の 1-bit DSD レコーダー MR-1 を発売するなど、この分野のマニアックな製品がかなり活気付き始めた。
そして一昨日、コルグから MR-1 の上位機種でプロフェッショナル用途にも通用する MR-1000 が発売されるに至る。
プロ用としては、DAT 以降のソリューションとして一昨々年フォステクス から FR-2 が登場。かつて無かったほど身近に 24/192 リニア PCM レコーディングを可能に。以来、ローランド も R-4 や R-4 Pro でプロ向けにアピール。老舗マランツも PMD-671 で存在感を示した。
さらに本格的なプロフェッショナル用途には、Sound Devices が 722、722T、そして 744T をリリースするなど、録音機野郎が夢のような充実感に満たされる時代がやって来た。
もちろん、欲しくても全ての機材が買える訳ではないので、価格と機能・性能のバランスが優れたものを選りすぐる事になるが、その作業がまた楽しい。
そしてここ数年のデジタル・レコーダーとして僕が選んだのは…
・ソニー PCM-D1
・コルグ MR-1
・コルグ MR-1000
の 3 機。今日で全て手元に揃った。
いずれの機種も素晴らしいが、特に MR-1 と MR-1000 の 1-bit DSD レコーディングは凄い。最高峰のアナログ・レコーダーと PCM レコーダーの良さを融合したような、濃密かつスパッと切れの良い、まさに我々が耳で聞いている音場をそのまま再現してしまうような凄さがある。
さぁ、これからマイク選びが楽しくなりそうだ!